スイス・チューリッヒ空港からチューリッヒ中央駅へのアクセス(列車編)切符の買い方・乗り方
チューリッヒ空港は、ヨーロッパへの乗り継ぎの場としても利用されることが多いスイス国内最大の空港。日本からは成田空港よりスイス・インターナショナル・エアラインズが毎日1便、直行便が運行しています。空港周辺のチューリッヒ州では、日曜日に店が休みになるため、空港で買物を楽しむ方も多いです。なぜなら、チューリッヒ中央駅は空港から列車で11分と、とても便利な場所にあるから。今回は、そんな現地在住者も利用するチューリッヒ空港からチューリッヒ中央駅までのアクセス方法を紹介します。
到着ゲートから出たら、まずは列車のサインを探そう!
到着ゲート1から出たら、まずは頭上にある列車のサインを探しましょう。「Bahn/ Train (列車)」のサインを目印に進んでいくと、スイス国鉄(SBB)のチケットカウンターに到着します。
乗車券はチケットカウンターか券売機で!
スイス国鉄(SBB)のチケットカウンター(窓口)で乗車券の購入も可能ですが、空港には多くの券売機が設置されています。チューリッヒ中央駅までの片道切符なら、購入方法も意外と簡単ですので、ぜひ券売機を利用してみましょう。
チケットカウンターの目の前にあるのが、こちらの券売機。4ヵ国語表示可能ですので、今回は英語表記でチケットの購入方法を説明します。
タッチスクリーンで簡単操作!
タッチスクリーンになっている画面は、見やすく操作もしやすいです。まずは、左上の「チューリッヒ駅(Zürich HB)」をタッチ!
乗車時間を選択します。チケット購入後すぐに乗車する「Immediate deputure」、もしくは時間指定のチケット「Later depature」を選びタッチしてください。
乗車券は、チューリッヒ空港周辺(ゾーン121)とチューリッヒ市内(ゾーン110)の区間で、購入してから1時間有効となります。
チューリッヒ中央駅まで直行で行く場合には、「via direct」を選択してください。ゾーンは、121と110の2ゾーンですが、チューリッヒ市内(110)を2ゾーンとカウントするため、この画面では3ゾーンと表記されています。
片道乗車券を購入の場合は「ZVV SIngle Ticket」を選択してください。また、ホテルまで、ゾーン内をトラムや列車で移動する場合は、1日券(24時間)が便利です。24時間の乗車券は、到着日の翌日(24時間以内)も使用できますので、活用してみましょう。
スイス国鉄の列車には1等車両と2等車両がありますので、どちらか乗車したい方を選択します。
乗車する人数を確認し、スイスハーフフェアカード(Swiss Half Fair Card)をお持ちの方は、「1X Half-fare card / children」を選び、お持ちでない方は「1X Adults (w/o Half-fare card)」をお選びください。
※スイスハーフフェアカードは、有効期限の1ヵ月以内であれば、スイスのおもな鉄道、バス、湖船、主要都市90ヵ所の市内交通を半額で利用できるパスです。
スイスハーフフェアカードを利用しない場合の片道料金は、6.8フランです。クレジットカードもしくはスイスフランでの支払いが可能。コンタクトレスのクレジットカードを利用する方は、カードをかざすだけで支払いが完了しますので、とても便利です。
券売機の下の部分からチケットが出てきますので、あとは列車に乗るだけ。
車内では乗車券の提示を求められる場合がありますので、乗車券は出しやす場所にしまっておくとよいでしょう。スイスハーフフェアカードで購入した場合は、乗車券と一緒にスイスハーフフェアカードも提示します。
チューリッヒ中央駅までは数分ごとに列車が運行されていますので、電光掲示板の時刻表を確認の上、プラットフォーム3番線、4番線より乗車ください。
スイス国鉄のアプリも便利
スマートフォンでも、スイス国鉄のアプリをインストールしておけば、Wi-Fi環境のある場所で乗車券の購入ができます。スイス国内の主要駅では無料Wi-Fiがありますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
いかがでしたか。新緑が美しくなる夏季のスイス。チューリッヒ空港からチューリッヒ中央駅までの行き方を参考にし、ヨーロッパの旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
筆者
スイス特派員
田山 貴子
欧州移住を目指して日本から求職し、2000年よりベルン在住。スイスの会社に10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。