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縄文時代へトリップ!遺跡の町へ 不動堂遺跡、「まいぶんKAN」、ヒスイ海岸(富山県・朝日町)

2018年05月27日

不動堂遺跡(写真提供:朝日町)

 富山県の東端に位置する朝日町は、約100箇所の遺跡が点在している遺跡の町です。出土物は、縄文時代中期から晩期の土器や石器、そして竪穴式住居の跡。遥か昔の縄文時代に自分たちの祖先が営んでいた暮らしを身近に感じながら旅してみませんか。

日本最大級!120㎡の巨大住居?!「不動堂遺跡」

復元住居(写真提供:朝日町)

 昭和のはじめごろから水田や用水路などで遺物が見つかっていた富山県朝日町。昭和48年度から数回に分けて発掘調査が行われた結果、数多くの土器、石器、そして住居跡が発掘された場所です。22棟ある住居跡のうち3棟は復元され、中に入って見学することが出来ます。

復元住居の内部(写真提供:朝日町)

 なかでも「第2号復元住居」は、約120㎡と日本最大級。集会所のような公共施設として機能していたのでは?と言われています。説明してくれた学芸員さんによると、住居が作られた当時から測量技術や定規のようなものがあり、さまざまな計算の上で建設されたものだったそう。

当たり前だけれど計算機もパソコンもなかった時代にこんな立派なものを作っていたとは。当時の人たちはどんなことを考えながら生活していたのだろう…。そんなことを想像しながら回ると楽しい場所です。
この住居に泊まるイベントを行うこともあるそう。参加してみたい!

■不動堂遺跡
・住所:〒939-0723 富山県下新川郡朝日町不動堂5
・URL: http://www.info-toyama.com/spot/51041/?spn_move

学芸員さんのトークが楽しい 国の宝が眠る「まいぶんKAN」

まいぶんKAN内(もともとは西陣織工場だった)

 不動堂遺跡など朝日町で発掘された遺物が展示されているのが「まいぶんKAN」です(まいぶん=埋蔵文化財の略)。

 建物は、もともと西陣織工場だったところを再利用したとのことで、確かに言われてみればそんな工場的雰囲気も・・・。

 館内には、縄文時代前期~晩期の土器、石器などを展示しています。なかでも私のイチオシは勾玉!朝日町は、日本で初めてヒスイを磨く工房が発見された貴重な場所です。

縄文土器(深鉢形)

 まいぶんKANでは、古代体験が出来るさまざまな教室が用意されています。

 例えば、柔らかい石を磨いて作る「勾玉作り体験」、小さなヒスイを使うアクセサリー作り体験など。明るく楽しい学芸員さんが丁寧に教えてくれます。気軽に参加できますね。

体験教室(写真提供:朝日町)
こんな綺麗な勾玉を作れます(写真提供:朝日町)

■まいぶんKAN
・住所:〒939-0723 富山県下新川郡朝日町不動堂214
・URL: http://www.town.asahi.toyama.jp/maibunkan/index.html

お宝探し ~古代からの時を感じる ヒスイ海岸~

ヒスイ海岸(写真提供:朝日町)

 まいぶんKANから車で20分ほど走ったところにある海岸(境海岸)は、「ヒスイ海岸」と呼ばれています。なんと勾玉(まがたま)の元、ヒスイの原石が打ち上げられるお宝スポットです。

 浜辺は、いつもヒスイの原石を求める人たちで賑わっています。ヒスイ探しのポイントは、雨が降った後!水にぬれるとヒスイがキラキラ光り見つけやすくなるそうです。

 東西約4キロの浜は、「日本の渚百選」「快水浴場百選」にも選ばれている美しい海岸で、朝日や夕日が水面に移りこむ時間帯の景色は絶景です。

ヒスイ海岸の日の出(写真提供:朝日町)

■宮崎・境海岸(ヒスイ海岸)
・住所:〒939-0703 富山県下新川郡朝日町宮崎・境
・URL: http://www.shokoren-toyama.or.jp/~hisui/

<冒険してみよう!縄文時代への旅>

 縄文時代に生きていた人たちって、こんな生活をしていたんだな…。先祖さまってスゴイ。朝日町を歩いていると、普段生活していると考え及ばないそんな思いが込み上げてきます。

 遊びに行くときは、「ヒスイ探しガイド」さんをお願いしてお宝探しもいいかもしれません。

記事:牟田祥子
※本記事は、「日本の歩き方」内、「おでかけガイド」に2015年8月27日に掲載されたものです。

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