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初めての富山観光!富山駅周辺・ほたるいかミュージアム・海王丸パークなどを巡るモデルコース!

2020年03月25日

海王丸パークと新湊大橋の美しいライトアップ

北陸新幹線で東京駅から約2時間10分の富山駅。富山といえば、新鮮な魚介類などのグルメ、それらを楽しめる温泉地など魅力満載です。初めて富山県を訪れる方に、富山駅周辺のおすすめ観光スポットをピックアップ。また、それらの観光スポットを巡る「公共交通機関を利用したモデルコース」を紹介します。

富山駅周辺観光(1)「富山県富岩運河環水公園」

広大な敷地を誇る親水公園のランドマーク「天門橋」

富山駅北口から大通りを北上し、牛島町交差点付近で左折、「富岩運河環水公園」へ向かいましょう。

富山駅北口を走行するLRT

「富岩運河環水公園」は9.7haという広大な敷地を誇る親水公園で、富山駅の至近にあるとは思えないほどのゆったりとした空間が広がっています。

園内には大きな水辺に橋長58mで、ふたつの展望塔(高さ20.4m)を備えた天門橋、この公園から海までの長さ5.1kmほどの「富岩運河」をクルーズできる「富岩水上ライン」という「アトラクション」もあります。

天門橋の展望塔に上ってみて

天門橋の展望塔は無料で上ることができます。展望スペースからは、富山駅北口付近方向の美しい建物群などを一望することができます。

天門橋の展望塔からの眺め

上の画像左側には桜並木があって、開花の際は美しい光景となることでしょう。なお、その桜並木付近にある平屋の建物は、「スターバックスコーヒー 富山環水公園店」です。外観がガラス張りの美しい建物で、水辺の景色を眺めながらのコーヒーブレイクはいかがでしょうか。

■富岩運河環水公園
・URL: http://www.kansui-park.jp/

富山駅周辺観光(2)「富岩水上ライン」と国の重要文化財「中島閘門」

公園内にある「富岩水上ライン」の発着場

「富岩運河環水公園」から発着する「富岩水上ライン」へ参りましょう。筆者はクルーズには乗船せず、富岩運河環水公園から海に向かって延びる運河沿いの道を歩くことにしました。運河沿いには桜の木も植えられていました。開花時期は美しい光景となることでしょう。

「閘門操作所」内部の見学も可能

「富岩水上ライン」の航路(運河)沿いを1.8kmほど歩くと、「中島閘門(こうもん)」に到着します。いわゆる「パナマ運河方式」の閘門で、国の重要文化財にも指定されています。「閘門操作所」内で係員の操作により閘門の開閉が行われます。内部の見学も可能です(無料)。

中島閘門は上流側が約2.7m、下流側が約0.2mの標高となっています。その水位差約2.5mを調整し、高低差のあるエリアでも航行できるようにするための施設なのです。この中島閘門を通る船は、以下のような手順を経ていきます。

高低差のあるエリアでも船の航行が可能に

【1】上流側から船が閘門内に入り、上流側の閘門を閉じる(画像左上)
【2】閘門内の下流側の標高まで水を抜く(画像右上)
【3】下流側の標高に合わせ下流側閘門を開く (画像左下)
【4】下流へ向けて船が進む(画像右下)

詳しくは、以下の動画(筆者撮影、YouTube)でもをご覧ください。


「富岩水上ライン」では、この中島閘門付近で「富岩運河環水公園」へUターンする便(閘門体験可能)と閘門を通過して岩瀬浜付近(岩瀬カナル会館 )まで行ける便などがあります。

■富岩水上ライン
・URL: https://fugan-suijo-line.jp/

■中島閘門
・URL: http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1541/kj00016041.html

富山駅周辺観光(3)北前船の港町の栄華を残す「岩瀬地区」

古い町並みが美しい岩瀬地区

中島閘門の見学後は「岩瀬地区」を目指しましょう。岩瀬地区は旧北国街道の「大町新川町通り」をメインストリートとするエリアで、江戸時代初期以降の北前船の港町として栄えたところです。北前船廻船問屋が立ち並んでいて、酒蔵や明治期に建てられた家屋が多く残る観光スポットです。

岩瀬地区には富山駅からLRT「富山港線(旧:富山ライトレール)」でアクセスできるのですが、中島閘門付近の越中中島駅からも行くことができます。中島閘門と越中中島駅の間は、徒歩約10分です。

国指定の重要文化財「森家」

越中中島駅から「富山港線」の岩瀬浜行きに乗車して、途中の東岩瀬駅で下車しましょう。駅から徒歩数分、雰囲気のある歴史的な町並みをみることができます。

「森家」内部の様子

1878年に建築されたという豪勢な建物で、国指定の重要文化財となっている「森家」などに入館し、内部を見学することをおすすめします。

「富山港展望台」の見学もおすすめ
「富山港展望台」からの眺め

また、当地の「満寿泉」ブランドの日本酒を販売する酒蔵や高さ20mから富山港と岩瀬の町並みを無料で見下ろすことができる「富山港展望台」などもあります。

■岩瀬地区(岩瀬まちめぐり)
・URL: https://www.info-toyama.com/spot/80026/

【オプション1】絶景!海王丸パークと新湊大橋の美しいライトアップ!

斜張橋として日本海側最大級の新湊大橋

岩瀬地区からさらに足を延ばす土・日・祝日限定のオプショナルプランです。

岩瀬地区から「富山港線」の終点・岩瀬浜駅まで歩きます。この岩瀬浜駅から海王丸パークや新湊大橋へショートカットできる射水市のコミュニティバス「きときとバス」の「海王丸パーク・ライトレール接続線(土・日・祝日のみ)」が運行されているのです。

■きときとバス(海王丸パーク・ライトレール接続線)
・URL: https://www.city.imizu.toyama.jp/combus/route/route17.html

「富山港線」岩瀬浜駅のすぐ目の前にバスが待機

バスの道中で総延長3.6km(アーチ部分も含む)、主塔の高さ127m、海上に架かる主体部分600mの巨大な橋「新湊大橋」を通ります。約40分の乗車でバスの終点、新湊大橋西桟橋口に到着します。

バスの車内で「新湊大橋」からの絶景を見よう

バスの終点、新湊大橋西桟橋口で下車すると、目の前には巨大な「新湊大橋」があります。

「新湊大橋」は自動車専用道と歩行者通路(車道の下に設置)の2層構造になっており、富山県射水市の富山新港に架かる日本海側最大の斜張橋です。歩行者通路には専用エレベーター(無料)で上り、対岸へ渡ると再びエレベーターで降りる構造になっています。ガラス(金網付き)越しではありますが、眼下の富山湾と「海王丸パーク」などを見ることができるので、歩行者専用通路へエレベーターで上りましょう。

車道の下の歩行者通路は、自転車での通行も可能

さらに、「新湊大橋」から徒歩で「海王丸パーク」へ行きましょう。「海の貴婦人」と呼ばれる帆船の「海王丸」が停泊していて、「新湊大橋」とのコラボレーションは絶景です。

「海の貴婦人」と呼ばれる帆船「海王丸」
帆船「海王丸」と「新湊大橋」の昼間の光景
帆船「海王丸」と「新湊大橋」の夜間の光景

また、帆船「海王丸」と「新湊大橋」は夜間にライトアップが行われます。日没から22時まで毎日実施。特に、冬の時期は防寒対策を万全にして、見学しましょう。

■海王丸パーク
・URL: http://www.kaiwomaru.jp/

新湊大橋西桟橋口バス停から至近距離にある「越ノ潟駅」

「海王丸パーク」と「新湊大橋」は、トラムの万葉線・越ノ潟駅が徒歩圏内にあります。越ノ潟駅と高岡駅とを結ぶ万葉線に乗車すれば、高岡駅を経由して夜には富山駅に戻ってくることが可能です。

■万葉線
・URL: https://www.manyosen.co.jp/

【オプション2】ほたるいかのミュージアムで「季節限定」を楽しもう!

「ほたるいかミュージアム」の外観

北陸新幹線富山駅から「あいの風とやま鉄道」で約15分の滑川駅から徒歩でアクセスできる「ほたるいかミュージアム」への訪問もおすすめです。富山グルメの代表格「ホタルイカ」について学べるだけではなく、季節限定でホタルイカに触れることもできるからです。

ホタルイカ漁を見学するツアーも ©(公社)とやま観光推進機構

「ほたるいかミュージアム」のある富山県滑川市は、沿岸の「ホタルイカ群遊海面」が国の特別天然記念物に指定されるなどホタルイカのふるさとです。

ホタルイカは日本海の水深200mから600mほどの深海に生息する小型のイカですが、全身が青白く光る神秘的な生き物として有名です。また、例年3月中旬から6月上旬の春には産卵のために滑川周辺の富山湾の岸近くまで集まってくるので、間近に見学できることでも知られています。

期間限定で生きたホタルイカに直接触れられる

ホタルイカは刺身やボイル、フライなどにして食べるとたいへん美味です。そのホタルイカの生態について学べるのが「ほたるいかミュージアム」なのです。

なお、例年3月下旬から5月下旬の「期間限定」で、館内で生きたホタルイカが発光する様子を見学できる「発光ライブショー」が行われます(6月から3月下旬までは、LEDライトによるホタルイカの発光をイメージしたショーを開催)。筆者は3月下旬に訪問しましたが、生きたホタルイカに直接触れる貴重な体験ができました。

また、館内に併設されたレストランなどではホタルイカ料理を食すこともできます。さらに、夜中にミュージアムに集合し、ホタルイカ漁を見学できる観光ツアーもあります(要事前予約)。富山ならではの体験として、見て美しく、食べておいしいホタルイカを見に行きませんか。

■ほたるいかミュージアム
・URL: https://hotaruikamuseum.com/

【オプション3】「義経伝説」と美しい朝日が輝く雨晴海岸へ!

朝日で金色に輝く雨晴海岸の絶景

高岡市北部の雨晴(あまはらし)海岸は「日本の渚百選」にも選ばれ、カメラマンが集まる場所です。晩秋から冬の寒さ厳しい時は「けあらし」という自然現象も加わる場合があり、富山湾越しに望む3000m級の立山連峰とのコラボが絶景を見せてくれる(かもしれない)人気の景勝地です。

「義経伝説」が残る雨晴海岸の魅力・アクセス情報など、絶景の雨晴海岸の詳しい情報を別記事で紹介しています。「地球の歩き方ニュース&レポート(オリジナルサイト)」上でこの記事をご覧になっている方は、以下の各「関連記事はこちら」ボタンから、外部メディアでこの記事をご覧の方は、オリジナルサイトの記事内に設けられた黄色い各ボタン「関連記事はこちら」で詳細記事を確認してください。

≫≫≫ 【絶景】富山・雨晴海岸 「義経伝説」と美しい朝日が輝く浜辺!

富山駅周辺・滑川・高岡 周遊モデルコース

富山駅周辺だけでも見どころはたくさん!

紹介した各地を公共交通機関だけを使って巡るモデルコースです。

■1日目:

【オプション2】

※東京駅7:20発の北陸新幹線「かがやき503号(金沢行)」への乗車で、富山駅到着は、9:31

●9:39発 富山駅
(あいの風とやま鉄道 泊行)
●9:55着 滑川駅
(徒歩)
●10:05 - 11:40 ほたるいかミュージアム
(徒歩)
●11:56発 滑川駅
(あいの風とやま鉄道 金沢行)
●12:11着 富山駅

************

●12:30発  富山駅
(徒歩)
●12:40着  富岩運河環水公園
(園内散策)
(徒歩 or 船)
●13:20 - 13:45 中島閘門
(徒歩)
●13:56発  越中中島駅
(富山港線岩瀬浜行)
●14:06着  東岩瀬駅
(散策・徒歩)
●14:20 北前船廻船問屋森家
(散策・徒歩)
●14:50  富山港展望台
(散策・徒歩)
●15:20  岩瀬浜駅
※岩瀬浜駅から「富山港線」で富山駅へ戻ってもよい

************

【オプション1】

●15:30発  岩瀬浜駅
(バス、海王丸パーク・ライトレール接続線)
●16:11着  新湊大橋西桟橋口
●16:12 - 16:25 新湊大橋
(徒歩)
●16:45 - 19:00 海王丸パーク(夕暮れから夜景の様子を撮影)
(徒歩)
●19:22発  越ノ潟駅
(万葉線 高岡駅前駅行)
●20:09着 高岡駅前駅

≪ 高岡駅付近のホテルで宿泊 ≫
※高岡駅から「あいの風とやま鉄道」で富山駅へ戻ってもよい

●20:16発 高岡駅
(あいの風とやま鉄道 泊行)
●20:33着 富山駅 
※富山駅20:41発の北陸新幹線「はくたか578号(東京行)」への乗車も可能
※富山駅発東京駅方面の北陸新幹線の最終列車は、21:20発の「かがやき518号(東京行)」

≪ 富山駅付近のホテルで宿泊 ≫

************

■2日目:

【オプション3】

≪ 高岡駅付近のホテルで宿泊 ≫

●6:00発 高岡駅
(JR氷見線 氷見行)
●6:18着 雨晴駅
(徒歩)
●6:25 - 07:20 雨晴海岸
(徒歩)
※JR氷見線で北上し、氷見駅周辺の観光スポットを巡ってもよい
※高岡駅へ戻り、高岡駅周辺の観光スポットを巡ってもよい

************
*上記ダイヤは、2020年3月14日以降の土・日曜・祝日のものです。

桜の中を行く「松川遊覧船」 ©(公社)とやま観光推進機構

いかがでしたか。富山駅周辺には富山城や世界的な建築家・隈研吾氏の設計による複合ビル「TOYAMAキラリ」内にある富山市ガラス美術館などの観光スポットもあります。

また、例年4月上旬から4月中旬には富山城周辺の桜が見頃になります。富山城周辺を流れる松川沿いでは、約2.5kmにわたって桜並木が続きます。その中をクルーズで花見ができる「松川遊覧船」などの見どころも。

富山へ出かけてみませんか。

■とやま観光ナビ
・URL: https://www.info-toyama.com/

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最新情報を確認してください
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、上記記事内で紹介したイベントのすべて、あるいは一部が中止される場合があります。最新情報は、各施設・イベントの公式ホームページなどで確認ください。なお、観桜などにおいては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の防止を図るため、飲食をともなうお花見宴会などについては控えるようにしましょう。また、散策しながら花見などを楽しむ際には、咳エチケットやマスクの着用など、感染拡大防止への取り組みを行いましょう。
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※当記事は、2020年3月24日現在のものです。

※初回掲載: 2019年3月05日

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