東京・多摩地域の日帰り&1泊2日最強プラン5選!夏休みにも!

公開日 : 2022年08月04日
最終更新 :
檜原村・兜家旅館の「渓谷展望カフェ」は最高の眺め!
檜原村・兜家旅館の「渓谷展望カフェ」は最高の眺め!

都心から1~2時間で訪れることができる東京・多摩地域の厳選プランをご提案します。2022年3月に発売された『地球の歩き方 東京 多摩地域』も参考に旅してくださいね♪まだ夏休みの計画を立てていない人や、日帰りで手軽に行ける観光スポットを探している人も必見です!

PLAN1:檜原村 滝巡り&旅館ステイでパワーチャージ

PLAN1:檜原村 滝巡り&旅館ステイでパワーチャージ
約15~20分のハイキングコースを歩くと滝にたどり着く

まずご紹介したいのは檜原村!面積の9割以上を森林が占めるという緑と川に囲まれた村は、海外取材経験豊富なスタッフ陣も「東京でこんな景色に出合えるなんて!」と大絶賛したほど。特に都内で唯一「日本の滝百選」に選ばれている「払沢の滝」は、滝壺まで近づくことができ、迫力満点な姿を写真に収められますよ。村内には大小合わせて約50以上の滝が点在しているので、『地球の歩き方 東京 多摩地域』では、そのなかでもおすすめの滝をピックアップして、アクセス難易度や迫力度も掲載しています。

■払沢の滝
・住所: 西多摩郡檜原村本宿
・営業時間: 散策自由
・駐車場: あり
・アクセス: JR武蔵五日市駅から西東京バス数馬行きで払沢の滝入口下車。または村営駐車場下車、徒歩15分

バスルームから渓谷が望める囲炉裏付きの新館客室が人気
バスルームから渓谷が望める囲炉裏付きの新館客室が人気

せっかく檜原村を訪れるなら、築300年を超える兜造りの古民家に1泊してみるのはいかがでしょうか? 「兜家旅館」では秋川渓谷の眺望をはじめ、山菜や川魚など旬の食材を用いた料理を楽しむことができます。また、こだわりの水を使用した「ひのはら紅茶」や人気のチーズケーキを味わえる渓谷展望カフェもおすすめ。カフェは1日3組限定で要予約とレア感満載ですが、宿泊客以外でも利用可能。オープンエアな空間で、ゆるりと贅沢な時間を過ごしてみてください。

■兜家旅館
・住所: 西多摩郡檜原村数馬2612
・駐車場: あり
・アクセス: JR武蔵五日市駅から西東京バス数馬行き・都民の森行きで数馬下車、徒歩10分
・URL: https://www.kabutoya.net/

PLAN2:奥多摩町 東京の秘境で鍾乳洞&絶景カフェを満喫

PLAN2:奥多摩町 東京の秘境で鍾乳洞&絶景カフェを満喫
赤や青などカラフルなライトアップが美しい「あみだの原」

東京・多摩地域の大自然エリアといえば奥多摩町も忘れてはいけません! ここには、かつて山岳信仰のメッカとしても知られ、関東最大規模といわれる「日原鍾乳洞」があります。洞内は年間通じて11℃に保たれており、夏でも涼しいので上着が必須。約1時間かけて石柱や石筍が林立する異世界をプチぼうけん気分で堪能してみてください。日原鍾乳洞のハイライトは幻想的な「あみだの原」。ここから階段を上ると「縁結び観音」に着き、良縁祈願をする人でにぎわいます。それ以外に「地獄谷」や「三途の川」、「天井知れず」など各エリアのネーミングにも注目です。

■日原鍾乳洞
・住所: 西多摩郡奥多摩町日原1052
・営業時間: 9:00~17:00、12~3月~16:30
・定休日: 12月30日~1月3日
・料金: 800円、中人600円、小人500円
・駐車場: あり
・アクセス: JR奥多摩駅から西東京バス日原方面行きで日原鍾乳洞下車、徒歩5分
・URL: http://www.nippara.com/nippara/syounyuudou/syounyuudou.html

カウンター席の大きな窓から望む大パノラマに感動!
カウンター席の大きな窓から望む大パノラマに感動!

奥多摩町では、店内から鳩ノ巣渓谷を望める「絶景カフェ ぽっぽ」にも立ち寄りたいところ。季節折々の景観を眺めながらスペシャルティコーヒーやオーガニックケーキをいただくのは、まさに至極のひととき! 野菜たっぷりのプレートランチやカレーも評判です。近くには和モダンな旅館、「奥多摩の風 はとのす荘」もあるので、アクティビティ後にはとのす荘の日帰り温泉で汗をさっぱり流して、カフェでまったりという過ごし方もよいかもしれません。

■絶景カフェ ぽっぽ
・住所: 西多摩郡奥多摩町棚沢662
・営業時間: 11:00~16:30(冬季は要確認)
・定休日: 水
・駐車場: なし
・アクセス: JR鳩ノ巣駅から徒歩7分
・URL: http://www.gallerypoppo.com/

PLAN3:青梅 老舗の酒蔵が運営する日本酒のテーマパークへ

PLAN3:青梅 老舗の酒蔵が運営する日本酒のテーマパークへ
識別番号と容量が書かれたタンクは約200本あるのだそう

江戸時代からすでに酒造業を行っていたとされる「小澤酒造」。日本酒「澤乃井」ブランドは、この沢井の地で造られていることから名付けられました。貴重な土蔵造りの建物は、蔵内の温度変化が緩やかな構造になっていて、お酒の貯蔵に適しているそう。『地球の歩き方 東京 多摩地域』の誌面では、創業当初からある元禄蔵や湧水「蔵の井戸」など歴史を感じさせる見どころも写真でご紹介しています。

■小澤酒造
・住所: 青梅市沢井2-770
・営業時間: 10:00~17:00(2022年8月2日現在、酒蔵見学の新規受付停止中)
・定休日: 月(祝日の場合は翌日)
・駐車場: あり
・アクセス: JR沢井駅1番出口から徒歩5分
・URL: http://www.sawanoi-sake.com/

「豆らく」の人気メニューは「おぼろ豆腐御膳」1550円
「豆らく」の人気メニューは「おぼろ豆腐御膳」1550円

小澤酒造に隣接する「清流ガーデン澤乃井園」では、ランチや利き酒を楽しむことができます。酒の仕込み水で作った豆腐や湯葉料理がいただける「豆らく」や常時10種類以上のお酒をチャレンジできる「唎き酒処」、日本酒や酒まんじゅうが購入できる「売店」など日本酒好きにはたまらないスポットがずらり! 2021年11月にオープンしたCAFE 雫では沢井の名水で淹れるコーヒーもいただけます。

■清流ガーデン澤乃井園
・住所: 青梅市沢井2-770
・営業時間: 10:00~17:00(軽食11:00~16:00)
・定休日: 月(祝日の場合は翌日)
・駐車場: あり
・アクセス: JR沢井駅1番出口から徒歩5分
・URL: http://www.sawanoi-sake.com/service/sawanoien

PLAN4:東久留米 夏でも涼しい名湧水スポットで遊ぼう

PLAN4:東久留米 夏でも涼しい名湧水スポットで遊ぼう
一面に広がる竹林はまるで別世界に迷い込んだよう

「新東京百景」かつ「東京の名湧水57選」に選ばれている東久留米市の「竹林公園」。ここは約2000本の竹の回廊が生い茂る多摩地域の穴場的スポットです。園内は遊歩道が整備されているので、散策しながら透明度抜群の湧水と静寂を感じてみてください。

東久留米市は「水のまち」としても名高く、市の中心を流れる落合川沿いに整備された「南沢水辺公園」や多様な水生植物や野鳥が生息する「南沢緑地保全地域」など、さまざまな散策スポットが点在しているので、水遊びを楽しみたいファミリーにもぴったりです。

■竹林公園
・住所: 東久留米市南沢1-7
・営業時間: 散策自由
・駐車場: なし
・アクセス: 西武池袋線東久留米駅から徒歩10分

PLAN5:高尾 標高488mのビアマウントで飲み&食べ放題

PLAN5:高尾 標高488mのビアマウントで飲み&食べ放題
開放的な屋根付きの屋外席ほか、屋内にも席がある

夏の高尾の楽しみ方、それは「高尾山ビアマウント」で絶景を望みながらビールで乾杯すること! 麓の清滝駅からケーブルカーを利用して中腹の高尾山駅まで行けば、ビアマウントは歩いてすぐ。さらに、ビアマウント営業期間中はケーブルカーが夜まで運行しているので、いつもとはひと味違う夜の高尾山を体験できるのも魅力のひとつ。2時間制の飲み&食べ放題のほか、要予約でクラフトBBQ(ひとり2000円)もできますよ。

■高尾山ビアマウント
・住所: 八王子市高尾町2181
・営業時間: 13:00~21:00(L.O.20:45、2022年は10月15日までの営業)
・定休日: なし
・料金: 4200円、シニア(65歳以上)3900円、中学生2700円、小学生1700円、幼児 (3歳~小学生未満)500円
・アクセス: ケーブルカー高尾山駅すぐ
・URL: https://takaosan-beermount.com/

番外編:1年中楽しめる漫画&アニメの聖地巡礼案内

番外編:1年中楽しめる漫画&アニメの聖地巡礼案内
『耳をすませば』の「いろは坂」は「いろは坂通り」として現存

多摩地域はアニメや漫画のモデルやドラマのロケ地になることも多く、『地球の歩き方 東京 多摩地域』巻末の「多摩あるある」では、「在住市町村のロケ地情報がスラスラ出てくる」な~んて小ネタも掲載しているほど。

『ゲゲゲの鬼太郎』を描いた漫画家・水木しげる氏が移り住み、鬼太郎たちのモニュメントやラッピングバスが走行する調布市やジブリ作品『耳をすませば』のモデルとなった多摩市の聖蹟桜ヶ丘はもちろん、『SHIROBAKO』や『宇宙よりも遠い場所』などの現代アニメ、西東京市が舞台の『あたしンち』や主人公が府中市に住む『ちはやふる』など聖地巡礼も、また旅の楽しみ方のひとつです。

夏旅にぴったりの旅先やアイデアが詰まった多摩ガイド!

2022年3月に発売された『地球の歩き方 東京 多摩地域』には、今回ご紹介した檜原村や奥多摩町の自然スポットから、アニメや漫画、ドラマのロケ地などのサブカルチャーネタまで盛りだくさんの情報を掲載しています。もちろん、グルメやショップの特集も充実。

都心から日帰りでも行ける多摩地域の魅力を体感してください!

※当記事は、2022年8月4日現在のものです

TEXT: 『地球の歩き方J02 東京 多摩地域』編集担当 水野千尋
PHOTO: 和氣淳

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筆者

地球の歩き方書籍編集部

1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』の書籍編集チームです。ガイドブック制作の過程で得た旅の最新情報・お役立ち情報をお届けします。

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