各地の酒蔵を訪ねて、寺社の御朱印をいただく。そんな日本の魅力を堪能する贅沢な旅にでかけよう!

公開日 : 2022年10月25日
最終更新 :
青森県の八戸酒造。「陸奥八仙」が代表的な銘柄
青森県の八戸酒造。「陸奥八仙」が代表的な銘柄

おいしいお酒に出会いたい!そんな日本酒好きの人たちが酒蔵を巡る旅を始めています。日本酒は古来「神事」と関わりの深いものでした。そこで酒蔵を訪れ、同時に御朱印がいただける寺社にも立ち寄ろうという欲張りな本をご提案します。「日本酒好き×御朱印好き」の方の旅に必携の一冊です。

全国の個性的な名酒蔵を県別に紹介。特色ある名蔵がズラリ!

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長野県の黒澤酒造。「井筒長」で著名
鳥取県の千代むすび酒造。県産の酒米「強力」の使用に力を入れる
鳥取県の千代むすび酒造。県産の酒米「強力」の使用に力を入れる

掲載されているのは、全国ブランドから知られざる名蔵まで、個性的な酒蔵が並びます。地元産の酒米にこだわる、近くの山から流れる伏流水で醸す、独自の技で酒造りに取り組む…。紹介されている酒蔵の数は東日本編だけで95蔵!西日本編は101蔵!
それぞれの蔵元の歴史やストーリー、酒造りに取り組み想い、そして杜氏さんおすすめの一本など、どのページにもその酒蔵ならではの物語が満載。おいしいサケにはワケがあるのです。知れば知るほど、酒の味わいが深まり、飲むことが楽しくなることうけあいです。

茨木県の吉久保酒造の酒蔵内
茨木県の吉久保酒造の酒蔵内
雄大な自然の中にある鹿児島県の霧島町蒸留所
雄大な自然の中にある鹿児島県の霧島町蒸留所

各地の酒蔵は、その地域の風土と切り離すことはできません。どの蔵元も地元の条件を活かして酒造りに取り組んでいるのです。旅先で味わうお酒の味は格別!「地元ではなかなか飲めない酒が旅先で飲める」というのは、日本酒好きだからこその楽しみではないでしょうか。酒蔵巡りは旅の大きな思い出をつくってくれるはずです。
東日本編では北海道から東北、関東、中部地方、西日本編では近畿から中四国、九州地方の蔵元を紹介しています。手始めに近くの酒蔵を訪ねてみてはいかがですか。あるいは旅の計画のなかに、行き先の酒蔵訪問を加えてみるのも一興ですね。

見学のできる酒蔵、試飲の有無、売店の有無など詳細情報も掲載

見学のできる酒蔵、試飲の有無、売店の有無など詳細情報も掲載
東京都の豊島屋酒造の「KAMOSI no BA!」
高知県の濱川商店の蔵。直売を行っている
高知県の濱川商店の蔵。直売を行っている

「せっかく酒蔵を訪ねるのなら、やはりお酒を味わいたい」あるいは「一本買って帰りたい」というのは当然の想いですね。醸している量が少ないために、ほとんど地元だけで消費されているお酒や、ファンが多く市場に出るとすぐ完売となってしまうお酒など、レアなお酒に出会えるのも酒蔵巡りの旅の大きな魅力です。杜氏さんのお話を聞けば、またお酒への造詣も深まります。「酒蔵見学」「試飲」「直売店」といった必須情報をチェックして旅に出掛けましょう!

「御朱印帳」を持って出かける酒蔵巡りの旅が新しい!

「御朱印帳」を持って出かける酒蔵巡りの旅が新しい!
東京都明治神宮に奉納された酒樽
京都府の松尾大社に捧げられた酒樽
京都府の松尾大社に捧げられた酒樽

神社に出かけると境内に「菰樽」が並んでいる風景を見かけますね。お酒と神様は古事記や日本書紀の時代から強い結びつきがありました。そう考えると、お酒を求めて酒蔵を訪れ寺社の御朱印をいただくというのは、なんだかとても相性のよい旅ではないでしょうか。「近くの酒蔵に来たので…」といったところから神社の宮司さんとのお話が弾むかもしれませんね。「御朱印旅」をしてきた方も、近くの酒蔵を探して寄り道をしてみてはいかがでしょうか!

『日本全国日本酒でめぐる酒蔵&ちょこっと御朱印』東日本編・西日本編

「地球の歩き方」から「日本酒好き×御朱印好き×旅好き」の方に贈る一冊。「大人の酒学旅行」と題し北陸や宮城・山形といった酒どころをめぐる旅や、一泊二日でできるだけ多くの蔵元を訪ねるモデルコースの紹介など、魅力あふれる「酒蔵をめぐる旅」を、提案します。日本酒講座や楽しみ方、グルメ情報や地域の名物などの、お酒にまつわるさまざまな情報も満載!
『地球の歩き方御朱印シリーズ』のまさかの「酒蔵」版!日本酒好きの旅には必携の新刊が登場しました!

※当記事は、2022年10月25日現在のものです

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筆者

地球の歩き方書籍編集部

1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』の書籍編集チームです。ガイドブック制作の過程で得た旅の最新情報・お役立ち情報をお届けします。

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