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設備業者がジェラート店 福島・国見町 社長の妹「スコップからヘラ」

2019年03月08日

人気商品のドラゴンフルーツとマンゴーミルク

 福島県最北端の国見町にある設備業「斎久(さいきゅう)設備」(斎藤仁志社長)敷地内に2018年8月、無添加ジェラート店「Gela319」(ジェラさんいちきゅう)が開店しました。店長は同社社員で斎藤社長の妹、礼奈さん(34)です。大好きな沖縄の有名ジェラート店で腕を磨きました。南国フルーツのほか地元農産物も材料に使って人気を集め、東日本大震災の原発事故による風評被害の払拭にも一役買っています。

店員と並んでジェラートを手にする斎藤礼奈さん(左)= 福島県国見町のGela319で

 沖縄好きの礼奈さんは11年に那覇市を旅行中、ジェラート店「H&Bジェラ沖縄」の味に魅了されました。斎久設備が除染作業に携わる中、礼奈さんは食の安全を深く考え始め、除染作業が一段落した16年、体に優しい無添加で地産地消のジェラート店出店を思い立ち、同社に了承されました。

 さっそく礼奈さんは同店に頼んで作り方を教えてもらいました。1回に3~10日の期間で何回も沖縄を訪れ、同店に通いました。自宅からもほぼ毎日、電話やメールで質問して研究。砂糖を抑えて素材の甘さを引き立てる調理法を習得しました。マンゴーやパイナップルなど沖縄特産の果物は現地から取り寄せるこだわりようです。地元の枝豆やクリなども用い、1年後に約30種類を完成させました。店名は社名の語呂を合わせました。

 「工事現場のスコップをジェラートのヘラに持ち替えるとは思わなかったです」と笑う礼奈さん。客からは「さっぱりとした甘さ」「自然の風味で安心して食べられます」など好評です。「すぐ変色したりして難しいけれど、いつか町特産のモモ味を作って沖縄の人に食べさせたいです」と礼奈さんは夢を広げています。
 シングル300円、ダブル500円。午前10時~午後5時で火曜定休です。問い合わせは同店(090-7078-3190)。

■無添加ジェラート店「Gela319(ジェラさんいちきゅう)」
※ほかに、イベントに合わせた移動販売車あり
・住所: 〒969-1771福島県伊達郡国見町山崎字東滝山20
・電話: 090-7078-3190
・営業: 10:00~17:00(火曜定休)
・URL: http://www.saikyusetsubi.co.jp/

 この記事は、全国商工会連合会が地域活性化のキーマンとなる若手経営者育成のため開催した「次世代地域リーダー塾」プログラムの中で、毎日新聞記者の指導を受けて作成されたもので、「地球の歩き方ニュース&レポート」でも掲載しました。
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■全国商工会連合会
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