海外旅行・観光情報の「地球の歩き方」TOP >ニュース&レポート >旅の情報 >中東 >トルコ >カッパドキア >【トルコ最新情報4】ミステリアスな魅力にあふれる!トルコを代表する観光地カッパドキア

【トルコ最新情報4】ミステリアスな魅力にあふれる!トルコを代表する観光地カッパドキア

2022年05月24日

気球に乗って奇岩地帯を上空から鑑賞

トルコの中央アナトリアに位置するカッパドキア地方は、世界有数の奇岩地帯。100km四方にわたって自然の造形美が連なります。この地には岩をくり抜いた住居や、美しい宗教画の残る洞窟、巨大な地下都市など、人の手による不思議な造形も残っています。別世界に迷い込んだような錯覚を覚えさせるほどの感動を体験してみて!

悠久の時間をかけて自然が造り出した絶景!

キノコ岩のことを現地の人々は妖精の煙突と呼んでいる

カッパドキアの不思議な地形は、火山の噴出物が堆積してできた地層が風雨によって浸食されてできたもの。キノコのような形をした岩は、上の硬い火成岩がフタの役目を果たし、下の軟らかい凝灰岩の層が削られたことで造り出されました。パシャバーの3本のキノコ岩、デヴレントのラクダ岩など、さまざまな形の奇岩を見ることができます。独創的な風景を楽しむトレッキングツアーや乗馬ツアー、サイクリングツアーなどのアクティビティーも遊びきれないほど豊富。
地形は起伏に富んでいるので、いくつものパノラマスポットがあり、バスツアーの途中などにも立ち寄ることができます。さらに景観を満喫したい人は、気球に乗って絶景を真上から楽しむのがおすすめ。夜明けの光に照らされた奇岩群の上をゆっくりと進むフライトは、生涯忘れることのできないすばらしい体験になることでしょう。

上と下の層で風化の度合いが異なることから生まれた奇岩
岩肌が波打つような形になっているローズバレー
デヴレントのラクダ岩。周囲にはユニークな形の岩が多い
カッパドキア観光のハイライト、気球ツアー

洞窟教会に描かれた宗教画に感動!ギョレメ屋外博物館

カランルク・キリセの壁画はまるで最近描かれたような色彩やかさ

カッパドキア地方ではローマ時代からキリスト教徒が住んでいました。彼らは軟らかい凝灰岩を掘って住居や教会を築き、修道生活を送る共同体を形成していました。そういった教会の内壁には宗教画が描かれることも多く、状態よく画の残る教会もたくさんあります。特にギョレメ屋外博物館の洞窟教会では赤い線のみで描かれた素朴な壁画から、専門の画家によってセッコ技法を用いて描かれた色鮮やかな宗教画までさまざまな壁画が見られます。ほとんどの壁画は10〜13世紀、偶像崇拝が厳しく制限されたイコノクラスム期直後に描かれたもの。ビザンツ美術の発展を知る上で非常に貴重な宗教画の数々は、見る人を感動させずにはおきません。

鮮やかな赤で図式化された壁画が残る聖バルバラ礼拝堂

施設名:ギョレメ・アチュック・ハワ・ミュゼスィ Göreme Açık Hava Müzesi
住所:Gaferli Mah. Müze Cad., Göreme/Nevşehir
営業時間:8:00〜17:00
休業日:無休
料金:100TL
アクセス:ギョレメの町から徒歩約18分。
URL:https://muze.gov.tr

数多くの謎が残る巨大地下都市!

無数の通路が広がる地下空間

空からの気球ツアーが人気のカッパドキアですが、地下にもぐっての観光も同じくらい欠かすことができません。この地に住んでいたキリスト教徒は、敵の襲来などの非常時は、地下都市を避難場所として利用していました。驚くべきはその規模で、深いもので地下100m近く、何万もの人々が住むことができ、しかも地下都市同士をむすぶ秘密の通路まであったのです。まだ調査発掘途上の地下都市も多く、全容は解明されていませんが、カイマクルとデリンクユのふたつの地下都市はよく整備され観光客がよく訪れるところです。食料保管庫や礼拝堂、厨房、寝室など共同生活に必要な設備がすべて揃っており、身をかがめなくては進むことができない細い通路、敵の侵入をふせぐ巨大な円形の石扉など、効果的に防衛するための設備も見ることができます。

まるで蟻の巣のように地下に張り巡らされている

施設名:カイマクル・イェルアルトゥ・シェフリ Kaymaklı Yeraltı Şehri
住所:Camii Kebir Mah. Eşref Ayhan Cad. No:46, Kaymaklı/Nevşehir
営業時間:8:00〜17:00
休業日:無休
料金:60TL
アクセス:ギョレメから車で約30分
URL:https://muze.gov.tr

施設名:デリンクユ・イェルアルトゥ・シェフリ Derinkuyu Yeraltı Şehri
住所:Bayramlı Mah. Şemşili Yolu Sok. No:15, Derinkuyu/Nevşehir
営業時間:8:00〜17:00
休業日:無休
料金:60TL
アクセス:ギョレメから車で約40分。
URL:https://muze.gov.tr

カッパドキアのおすすめ洞窟ホテル

町を見下ろす高台に建つ最高級の洞窟ホテル

カッパドキア滞在といえば洞窟住居を利用したホテルが人気。安宿から高級ホテルまでさまざまな洞窟ホテルがあるので旅のスタイルに応じて選んでみて。そんな洞窟ホテルのなかでも最も高い設備とサービスを誇るのがカヤカプ・プレミアム・ケーブズ。観光拠点の町ユルギュップを見下ろす丘の中腹にあり、かつての集落をまるごとホテルとして利用しています。客室はそれぞれ住宅として利用されていたところ。各客室には部屋番号のほか、かつての住人の名前が付けられています。全室バスタブがあるほか、ほとんどの部屋にプライベートのハマム(トルコ式蒸し風呂)が完備しています。高台にあるため町や周囲の岩山などの眺めはまさに絶景。レストランはふたつ、スイミングプールやスパセンターといった設備も充実しています。

かつての洞窟住居を利用したケーブルーム

施設名:カヤカプ・プレミアム・ケーブズ Kayakapı Premium Caves
住所:Kayakapı Mah. Kuşçular Sok. No:43, Ürgüp/Nevşehir
URL:https://www.kayakapi.com

客室にもハマムが備わっている

旅のバイブル「地球の歩き方」ガイドブック

地球の歩き方ガイドブックE03 地球の歩き方 イスタンブールとトルコの大地 2019~2020年版

イスタンブールにはトプカプ宮殿など壮麗な建築物や見どころがめじろ押し。エーゲ海、地中海沿岸のリゾートには世界中からバカンス客が押し寄せる。緑があふれる黒海沿岸、絶景の奇岩群カッパドキアを擁する中部アナトリア、多くの遺跡が残る東部アナトリア。さまざまな魅力があふれるトルコの魅力を満喫する旅行ガイド

■地球の歩き方ガイドブックE03 地球の歩き方 イスタンブールとトルコの大地 2019~2020年版
・URL: https://hon.gakken.jp/book/2080137500

※当記事は、2022年5月24日現在のものです

TEXT、PHOTO: 『地球の歩き方ガイドブック E03 イスタンブールとトルコの大地』編集担当 どんぐり・はうす 平田功  
写真協力: Turkey Tourism Promotion and Development Agency(TGA)
取材協力: トルコ共和国大使館・文化広報参事官室


〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
2022年5月24日現在、国によってはいまだ観光目的の渡航が難しい状況です。『地球の歩き方 ニュース&レポート』では、近い将来に旅したい場所として世界の観光記事を発信しています。渡航についての最新情報は下記などを参考に必ず各自でご確認ください。
◎外務省海外安全ホームページ
・URL: https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
◎厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
・URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
旅したい場所の情報を入手して準備をととのえ、新型コロナウイルス収束後はぜひお出かけください。安心して旅に出られる日が一日も早く来ることを心より願っています。

≫≫≫(関連記事)
トルコについての記事一覧はこちら

お気に入り

※この記事が気に入った方はクリック

関連書籍

地球の歩き方 ガイドブック E03 イスタンブールとトルコの大地 2019年~2020年版

地球の歩き方 ガイドブック E03 イスタンブールとトルコの大地 2019年~2020年版

地球の歩き方編集室
定価:2,090円(税込)
発行年月: 2019年08月
判型/造本:A5変並製
頁数:512
ISBN:978-4-05-801375-5

詳細はこちら

このニュースに関連する他のニュース