【カナダ】世界一美しい島“プリンス・エドワード島”の心癒やされる絶景と『赤毛のアン』の舞台を旅する

公開日 : 2021年12月20日
最終更新 :
湖とカラフルな家並みが島屈指のビュースポット、フレンチ・リバー
湖とカラフルな家並みが島屈指のビュースポット、フレンチ・リバー

海外旅行好きのみなさんには、気軽に海外に行けない“我慢の時”が長らく続いています。でも「次の旅はどこに行こう?」そう考えていると、ちょっとだけ楽しい気分になりませんか? 今回は『赤毛のアン』の舞台、カナダのプリンス・エドワード島を巡る旅の魅力をご紹介。モンゴメリが描いた赤土の大地と鮮やかな緑の丘、キラキラと輝く湖などの景色にアンの息づかいを感じながら、物語の世界に浸るロマンティックな旅を体験しましょう。記事の最終段落には、このエリアを実際に楽しむことのできるツアーの紹介も! どうぞ最後までお楽しみください。

物語の世界観がたっぷり詰まった聖地・キャベンディッシュ観光

物語の世界観がたっぷり詰まった聖地・キャベンディッシュ観光
緑色の切妻屋根がトレードマークのグリーンゲイブルズ

小説の冒頭でマシューとマリラ兄妹に引き取られ、アンが少女時代を過ごすことになった「アヴォンリー村」。そのモデルとなった北海岸沿いのキャベンディッシュは『赤毛のアン』ファンにとってまさに聖地と呼べる場所です。この旅では、そんなアンの追体験ができるスポットを散策していきましょう。たとえば「恋人の小径」や「お化けの森」など、空想好きなアンが名づけた並木道や森もそのひとつ。また、「グリーンゲイブルズ郵便局」や「キャベンディッシュ教会」もイメージ通りのかわいらしいたたずまいで、まるでアンがいるかのような錯覚をおぼえるほどです。

旅のハイライトは、なんといってもアンが暮らしていた「グリーンゲイブルズハウス」。緑の切妻屋根や家の内装は、アニメや映画を観たことがある人はもちろん、小説でイメージを膨らませていた人にとっても、完璧に再現されたビジュアルに感動すること間違いなし! アンの部屋には、マシューがプレゼントしたパフスリーブのドレスや、アンがギルバートの頭をたたいて割れてしまった石板が飾られているなど、さまざまなエピソードで登場した小物が散りばめられています。

アンが「輝く湖水」と名付けた湖がある「グリーンゲイブルズ博物館」では、馬車で赤土の道を走る体験を楽しむのはいかがでしょう。また、アヴォンリー村を再現したテーマパーク、その名も「アヴォンリーヴィレッジ」にはギフトショップもあるので、アンにちなんだおみやげもゲットしてくださいね。

さらにディープなプリンス・エドワード島&アンゆかりの地を満喫

さらにディープなプリンス・エドワード島&アンゆかりの地を満喫
島の中心都市シャーロット・タウンにはグルメ&ショップが点在

アンシリーズを隅々まで読み込んでいるコアなファンにはたまらないスポットが目白押しのプリンス・エドワード島。『アンの幸福』でアンが校長先生として赴任したサマーサイドでは、アンが下宿したとされ、柳の木に囲まれていることから名付けた「柳風荘」などを訪れましょう。サマーサイドに1泊後は、プリンス・エドワード島とカナダ本土を結ぶ「コンフェデレーション・ブリッジ」やアンの衣装を着て撮影ができる「ゲートウェイ・ビレッジ」などにも立ち寄ってはいかがでしょう。

さらにシリーズ第3巻『アンの愛情』でアンが大学時代を過ごした「キングスポート」のモデル、ハリファックスに訪れるのもおすすめ。アンシリーズの作者・モンゴメリが実際に学んだダルハウジー大学や下宿跡のほか、小説のなかでアンが友人たちと下宿していた「パティの家」のモデルとなったヤングアベニュー、ボーイフレンドのロイヤル・ガードナーからプロポーズされたパブリックガーデンなども楽しめば、より一層物語の世界に入り込めるはず!

プリンス・エドワード島で最も大きな町、シャーロット・タウンではレトロな建物を巡ったりグルメを満喫したり、買い物を楽しんだりすることができます。

世界一美しい島の大自然を絶景ドライブ! 国立公園と灯台巡り

世界一美しい島の大自然を絶景ドライブ! 国立公園と灯台巡り
白×赤のかわいいイースト・ポイント灯台をバックに写真を撮ろう

開放感あふれる海岸沿いやのどかな酪農場、美しい漁村など、風光明媚な島のドライブはどこを切り取っても絵になるところばかり。特に、プリンス・エドワード島には歴史ある特徴的な灯台が各所に点在しており、島最東端の「イースト・ポイント灯台」や島最西端の「ノースケープ」など、紺碧の海と抜けるような青空を望む自然豊かな大地を巡りましょう。また、ノースケープに行ったらシーフード料理は外せません! プリンス・エドワード島があるアトランティック・カナダは新鮮な魚介類が名物なのです。絶品のロブスターを堪能してくださいね。

島にある全長約40kmの「グリニッジ/プリンス・エドワード島国立公園」も見どころのひとつ。めずらしい動植物も生息するという砂丘ではウオーキングが楽しめます。赤土の海岸線沿いは、まさにプリンス・エドワード島らしい光景! 夏には地元の人々が海水浴や散歩している姿も見受けられます。島の魅力を思う存分に感じ、美しい風景の中でパワーチャージしてくださいね。

「地球の歩き方」×「クラブツーリズム」の共同企画ツアー

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国内から海外まで充実のツアーラインアップ

世界中の海外旅行情報を網羅する旅のバイブル「地球の歩き方」と、きめ細かなサポートに定評がある旅行商品の販売実績を誇る「クラブツーリズム」の最強タッグで、安心・安全のツアーを作りました。人気のリゾートエリアから、人とちょっと違う旅を楽しみたいテーマ性あふれる旅先まで、個性たっぷりのツアーをご用意。久しぶりの海外旅行でとっておきの思い出を作るなら、まずはここからスタート!

■地球の歩き方×クラブツーリズムの共同企画ツアーの詳細はこちら
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■「赤毛のアンミュージカル観賞と厳選ドライブルートで巡る 誰もが息をのむ美しきプリンスエドワード島9日間」のツアー詳細はこちら
・URL: https://tour.club-t.com/tour/detail?p_from=880000&p_company_cd=1002000&p_course_no2=KK439&p_baitai_web=L2491&p_baitai=939

※当記事で紹介している内容は必ずしもすべてツアーに含まれているわけではありません。ツアー商品ご検討の際は、必ず行程の詳細をご確認ください

TEXT: 水野千尋
PHOTO: iStock


※当記事は、2021年12月10日現在のものです

〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
2021年12月10日現在、国によってはいまだ観光目的の渡航が難しい状況です。渡航についての最新情報、情報の詳細は下記などを参考に必ず各自でご確認ください。
◎外務省海外安全ホームページ
・URL: https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
◎厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
・URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
旅したい場所の情報を入手して準備をととのえ、新型コロナウイルス収束後はぜひお出かけください。安心して旅に出られる日が一日も早く来ることを心より願っています。

筆者

地球の歩き方書籍編集部

1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』の書籍編集チームです。ガイドブック制作の過程で得た旅の最新情報・お役立ち情報をお届けします。

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