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アメリカ中西部の旅 Vol.1~ネブラスカでアメリカの大動脈を支えた鉄道の歴史を訪ねる~

2018年09月07日

1890年製の蒸気機関車も展示されているダーラム博物館

成田からダラス経由で約16時間。アメリカ中西部に位置するネブラスカ州オマハ。アメリカの真ん中にあり、かつて「西部への入り口」と呼ばれた町は、ユニオン・パシフィック鉄道の拠点として栄えてきました。酪農や牧畜などの畜産業が盛んで、トウモロコシを食べて育った牛は、最高品質のオマハビーフとして日本にも入ってきています。オマハ生まれの投資家ウォーレン・バフェットは、世界長者番付にランクインしたあとも、いまだにオマハ近郊の庶民的な家に住み続けていることで近年話題になりました。1965年には静岡県静岡市と姉妹都市提携を結び、日本人との交流も盛んだといいます。ここでは、日本人にあまり知られていない、オマハのおすすめスポットを紹介します。取材協力:ブランドUSA、ネブラスカ州観光局、オマハ観光局、アメリカン航空



1930年代のオマハにタイムスリップしよう

アール・デコ調のユニオン駅を復元したダーラム博物館

1931年に完成したユニオン・パシフィック鉄道の駅舎に入るダーラム博物館は、オマハの歴史がわかる展示が豊富です。1860年代半ばオマハとカリフォルニア州サクラメントを結ぶ路線が建設され、1869年全米初の大陸横断鉄道が開通しました。1890年代には製粉業や精肉業が盛んになり、人口が10万人に達したといいます。館内には1890年代から1910年代までオマハでよく見られた住宅”Workers Cottages”が再現され、100年以上前の生活様式も学ぶことができます。そのほか、1890年製の蒸気機関車ユニオン・パシフィック1243号や1940年から1950年代に活躍した豪華客車プルマンカーも公開されています。

昔ながらのクリームソーダが味わえるカフェ
第2次世界大戦に向かう兵士も乗った1924年製のラウンジカー

■ ダーラム博物館
・住所: 801 S. 10th St., Omaha, NE 68108
・営業時間: 火曜10:00〜20:00、水曜〜土曜10:00〜17:00、日曜13:00〜17:00
・定休日: 月曜
・料金: 大人$11、子供(3〜12歳)$7
・URL: https://durhammuseum.org/

大陸横断の夢に命をかけた人たちにフォーカス

プルマンカーが出迎えてくれるユニオン・パシフィック鉄道博物館

オマハからミズーリ川を渡ったアイオワ州カウンシル・ブラッフにあるユニオン・パシフィック鉄道博物館。第16代アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーンの政策により、大陸横断鉄道は開通しました。オマハとサクラメントを結ぶ鉄道敷設に力を尽くした1860年代の労働者の生活から、現在使用している最新技術にいたるまで、ユニオン・パシフィク鉄道の約150年の歴史を知ることができます。リンカーンがイリノイ州スプリングフィールドで使用していたロッキングチェアや大統領専用列車に設置されていたソファーも展示されています。

ハンドルを操作しながら列車運転を楽しむことができるシミュレータ
1950年代の客車のレプリカ
実際にラウンジカーで使用されていた食器も展示されている

■ ユニオン・パシフィック鉄道博物館
・住所: 200 Pearl St., Council Bluffs, IA 51503
・営業時間: 木曜〜土曜10:00〜16:00
・定休日: 日曜〜水曜
・料金: 無料
・URL: http://www.uprrmuseum.org/

植物園にも蒸気機関車の展示があります

鉄道模型が園内を走るローリゼンガーデン

オマハを代表する植物園のローリゼンガーデン。ローズガーデンやハーブガーデン、イングリッシュガーデンなどテーマをもった庭園が10以上点在します。なかでも、レイルロードガーデンは、忠実に再現されたオマハの町なかをGゲージの鉄道模型が走っていることで子供たちに大人気です。植物園の丘の上にあるケネフィックパークは、ユニオン・パシフィック鉄道の元CEOジョン・ケネフィック氏に敬意を示して名付けられた公園。ユニオン・パシフィック鉄道ビッグボーイ4023号とセンテニアル6900号が鎮座し、絶好の撮影スポットとなっています。

世界最大級の蒸気機関車ビッグボーイ4023号が展示されている
世界最大・最強級の電気式ディーゼル機関車センテニアル6900号

■ ローリゼンガーデン
・住所: 100 Bancroft St., Omaha, NE 68108
・営業時間: 毎日9:00~17:00
・定休日: サンクスギビング、クリスマス、元日
・料金: 大人$10、子供 (6~12歳)$5
・URL: https://www.lauritzengardens.org


地球の歩き方B01「アメリカ」編集担当 菊地俊哉

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