【アメリカ・ワシントンDC近郊 旅の最新事情】マスクなし解禁で夏真っ盛りのボルチモアを在住者がレポート

インナーハーバーを散歩中にすれ違った人数を数えてみたのですが、10人中マスクを着用していたのはたったの2人。CDC米国疾病予防管理センターの発表によると、アメリカでは70％以上の人が新型コロナウイルスのワクチンを少なくても1回以上接種したようなので、ワクチンの接種を終えて10日以上経っている人が、マスクを着用せずに歩いたりジョギングをしたり店内で接客しているということになります。食品店ホールフーズ（WHOLE FOODS）では、接客にあたっている人も奥のほうでカーブサイドでのピックアップのための商品を袋詰めしている従業員も、100％マスクを着用していました。

猛暑でも、ボルチモアのヨットハーバー沿いには歩道が整備されているので、散歩するにはピッタリです。犬の散歩やジョギングをしている人々も多く見かけます。少し前まではマスク姿で走っている人しかいませんでしたが、さすがに炎天下でマスクをしながらジョギングしている人はいませんでした。

インナーハーバーから、ノスタルジックな雰囲気が人気のフェルズポイントにも足を延ばしてみました。フェルズポイントは小さな飲み屋さんでにぎわう界隈。どんなふうにコロナ対策をしているのか気になりましたが、以前はなかったお店の外のテーブル席がぐんと増えていました。お客さんの希望なのかお店の取り計らいなのか、グループが離れたテーブルに座っているので、これなら、昨年来CDCのガイドラインになっていた「6フィート以上の距離を保つ」ルールは十分に守られていると言えそうです。

2年半ぶりにレバノン料理の店レバニーズ・タベルナに入ってみましたが、サーバーの女性はマスクを着用していません。気になったので厨房の中をのぞいてみると、キッチンではシェフはマスクを着けて料理をしているようです。夕食の時間には早かったからか、私たち以外に店内で食事をしている人は6人のグループとカップルが2組だけ。歩道に設置されたテーブル席では観光客らしき家族が7人で食事していました。お父さんとお母さんのマスクは食事中も顎にかかっていたので、食後またマスクを着けて観光を続けるつもりのようでした。久しぶりに大好物のチキンカレーと絶品のババ・ガナッシュ（茄子とゴマのペーストのディップ）に舌鼓を打ちました。

■Lebanese Taverna Harbor East
・住所：　 719 S. President St. Baltimore, MD 21202
・最寄り駅：　ボルチモア・ペン駅（Baltimore Penn Station ：1500 N Charles St, Baltimore MD 21201）から約10分
・営業時間：　月～木曜11:30～22:00、金・土曜11:30～23:00、日曜11:30～21:00
・定休日：　無休
・URL：https://www.lebanesetaverna.com

ボルチモアの観光名所インナーハーバーの旅の最新事情は、いかがでしたか？もしワクチン接種がお済みのようでしたら、港のレストランの外のテーブルでランチをした後、ペダルボートを漕いだり、オープンな水上タクシーで港から市内を展望するというコースで観光が楽しめそうです。コロナが落ち着いてワシントンDCを訪れる機会がありましたら、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

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※当記事は、2021年7月28日現在のものです

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