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【2022年6月 オーストラリア 旅の最新事情】オーストラリア出国から日本入国までの詳細情報

2022年06月10日

シドニーでは日本帰国前に光と音の祭典Vivid Sydneyが開催されていた

6月1日、日本政府の水際政策が大幅に緩和されました。世界の国と地域をコロナの感染状況等などから区分けして、ワクチン接種の有無にかかわらず帰国時の抗原検査と帰国後の隔離が必要ない国・地域を青のグループと規定。オーストラリアも青グループに入っています。それでも日本帰国便搭乗72時間前までのPCR検査陰性証明が必要など、手続きすることがあります。オーストラリアでの手続き方法を紹介します。

帰国前PCR検査はどこで受ける

空港PCR検査を行っているHistopath Diagnostic Specialists

2022年6月現在、日本へのフライトはシドニー、メルボルンからのみ運航されています。そして旅行者の便宜を図るためにシドニー、メルボルン、そしてブリスベンの空港国際線ターミナルには、90分以内に結果が分かるPCR・抗原検査場(Histopath Diagnostic Specialists Airport Test Centre)が設置されています。日本政府指定書式の検査結果証明書の発行も料金に含まれているので、ここで受けるのが、もっとも便利です。

●Histopath Diagnostic Specialists Airport Test Centre
・URL: https://www.histopath.com.au/locations/airport
・料金:Express RT-PCR Swab A$79 (AMEX、VISA、MASTERカード)

ウェブサイトからあらかじめ登録・支払いすることができるほか、予約なしでも現地で検査を受けることが可能です。なおウェブサイトから登録時には必ず
「Japanese Certificate Required (applies to RT-PCR tests only)」
にチェックを入れておきましょう。

日本帰国便搭乗日に検査を受ける場合は、検査結果通知までの時間と後述するMySOS登録時間を考え、チェックインの3時間前までに受けることをおすすめします。また滞在中余裕があるようなら前日までに空港へ行って受けておくのも、出発間際に結果がどうかではらはらするよりもいいので、おすすめです。

空港PCR検査の流れ

シドニー国際空港のPCR検査場

筆者はシドニー空港で出発前日に検査を受けました。国際線ターミナル出発階中央を外に出たところに、簡易テントでおおわれた検査場があります。ここで登録・支払い完了メールを見せるか、その場で検査を受けたい旨告げると検査室に案内されます。大きなテントの中に10ほどのブースがあり、検査となります。検査時にはパスポートを提示。鼻咽喉ぬぐい液と咽頭ぬぐい液の混合PCR検査が行われます。検査にかかる時間はものの1~2分です。

PDFで送られてくる書類

検査結果は90分以内にメールと登録電話番号へSMSで送られてきます。メールには日本政府書式の結果証明書、IATAトラベルパス対応QRコード付き陰性証明書(英文)、検査機関の証明書(英文)がPDFで添付されてきます。なおPDFの日本政府書式の結果証明書には印影がなく(そもそも海外で印を押す習慣がないので……)、心配な場合はもう一度検査場に出向けば、指定書籍の紙にスタンプを押した物ももらえます(筆者はもらいましたが、結局PDFで大丈夫でした)。

なお仮にPCR検査で陽性だった場合は、オーストラリア政府のコロナウイルス・ヘルプライン(1800-020-080)に電話をしてその指示に従うことになります。症状がない場合は、基本的にホテルでの自主隔離になり、その費用は旅行者負担になります。日本出発前に海外でコロナウイルスに感染した場合の補償がどうかを、海外旅行保険窓口で確認しておくといいでしょう。

●オーストラリアでコロナウイルス検査陽性者と濃厚接触者の情報(日本語)
・URL: https://www.health.gov.au/sites/default/files/documents/2022/05/covid-19_10.pdf

MySOSの登録

MySOSは登録内容により画面が赤、黄、緑と色が変化する

日本帰国前にやっておかなければいけないことに、スマホへのMySOSアプリのインストールと、必要情報の登録があります。日本帰国6時間前までにすべての登録が済んでいれば、帰国時に空港での対応が格段にスムーズになります。

●MySOSアプリ
・URL: https://mysosp.page.link/sfY2kRrviv4t4eFy7

※「日本入国前に検疫手続きの一部をアプリで行うことが可能です。こちらの機能を利用しますか。」というメッセージが表示されるので、必ず「はい」を選択。「いいえ」を選ぶと検疫登録画面に入るのが少し面倒。

登録するのはパスポートの詳細、現在の健康状態に関する質問表への回答、誓約書、ワクチン接種の詳細とワクチン接種証明書の画像アップロード、そして日本出発便搭乗前72時間以内のPCR検査結果陰性証明書(日本政府指定書式もしくはそれに準じたもの)の画像アップロード(PDFで送られてきたもののスクショ、もしくは紙ベースのものを撮影したもの)。

これらを登録すると、最初MySOS画面が赤だったのが黄色に変わり審査中となります。その後30分~2時間ほどで審査が完了すると緑画面に切り替わります(審査中、審査完了とも登録メールアドレスにその旨通知が来ます)。MySOSの登録はすべて一緒にやる必要は無いので、あらかじめ時間のあるときにPCR検査結果証明書以外の登録を済ませておくのがおすすめです。

シドニー空港のANAチェックインカウンター。MySOS緑画面とパスポート提示でチェックイン終了

PCR検査を当日受ける場合、チェックインの3時間前までに(そしてできれば前日までに)検査を受けておくことをすすめた理由がここにあります。

検査結果が届くのに90分、その後MySOS登録をするのに10~15分、そして審査完了まで最短でも30分。PCR検査終了からMySOS画面が無事緑色になるまで最短でも2時間30分は必要です。出発便チェックイン時にもMySOS画面が緑であることを提示すると、検査結果証明書等の提示は求められません。

日本帰国空港で

筆者は5月30日帰国だったため、到着空港(羽田空港)で抗原検査を受けるなど現在の状況とは多少異なる入国でした(飛行機到着から到着ロビーまで1時間50分かかり、約1.4km歩きました)。

6月1日以後の入国に関する手続きは、現在集められる情報では下記のようになっています。

フライト到着後は、まず国際線乗り継ぎ客を優先して降機させます。その後日本入国者が降機。到着ゲートを出たところで、MySOSアプリの画面の色によって導線が分けられます。

緑色の場合はアプリの「検疫手続き事前登録」ボタンをクリックして審査完了画面とQRコードを提示。確認が終わるとそのまま入国審査へ向かうという流れです。順調にいけばフライト到着後1時間以内に到着ホールに出ることができます。

黄色の場合はまだ審査中のため、PCR検査陰性証明書の確認が行われ、問題なければ入国審査へ。赤色の場合は何の登録も行われていないため、書類の記入やPCR検査結果証明書の提示などが求められます。

旅のバイブル「地球の歩き方」ガイドブック

地球の歩き方ガイドブックC11 オーストラリア2021~2022年版

オペラハウスのあるシドニー、歴史ある美しい街メルボルン、世界遺産の海と森ケアンズ、珠玉のビーチが続くゴールドコースト、世界遺産ウルル(エアーズロック)。これらオーストラリアの魅力的な街や大自然を自由自在に楽しむノウハウが満載。本書を片手に、さあ、感動あふれる大陸へ出かけよう。

■地球の歩き方 ガイドブック C11 オーストラリア 2021年~2022年版
・URL: https://hon.gakken.jp/book/2080133300


※当記事は、2022年6月10日現在のものです

TEXT: 『地球の歩き方ガイドブック オーストラリア』編集担当 伊藤伸平   
PHOTO: 伊藤伸平 

〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
2022年6月10日現在、国によってはいまだ観光目的の渡航が難しい状況です。『地球の歩き方 ニュース&レポート』では、近い将来に旅したい場所として世界の観光記事を発信しています。渡航についての最新情報は下記などを参考に必ず各自でご確認ください。
◎外務省海外安全ホームページ
・URL: https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
◎厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
・URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
旅したい場所の情報を入手して準備をととのえ、新型コロナウイルス収束後はぜひお出かけください。安心して旅に出られる日が一日も早く来ることを心より願っています。

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発行年月: 2020年07月
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