プリンセス・クルーズの新プロダクション・ショー 『ザ・シークレット・シルク』日本上演記念イベント
プリンセス・クルーズは『ウィキッド』、『ピピン』、『ゴッドスペル』といった作品で知られる、アカデミー賞、トニー賞、グラミー賞の受賞歴を持つ作曲家スティーヴン・シュワルツ氏と、同氏率いる制作チームとのコラボレーションで制作した第3作目となるプロダクション・ショー『ザ・シークレット・シルク』を発表しました。本記事では、2018年10月31日に横浜港に停泊中のダイヤモンド・プリンセス内で開催されたショーの内容とともにイベントの内容をレポートします。
『ザ・シークレット・シルク』レポート
『ザ・シークレット・シルク』は、アジアの伝承民話に現代的なアレンジを加え、音楽、ダンス、パペット、そしてビジュアル・エフェクトによって繰り広げられるパフォーマンスです。原作は、昔話として知られる『The Grateful Crane(鶴の恩返し)』で、輝くばかりの見事な絹織物を紡ぐ、魔法の力を持つランという名の若く美しい女性を中心に物語が展開します。
トークセッション
プリンセス・クルーズは、2018 年 10 月 31 日(水)横浜港に停泊中のダイヤモンド・プリンセス内 プリンセス・シアターにおいて、新プロダクション・ショー「ザ・シークレット・シルク」日本上演 記念イベントを開催しました。
当日は、「ザ・シークレット・シルク」が上演された他、日本上演を祝い、本作品のプロデューサ ーを務めるスティーヴン・シュワルツ氏、制作・監督のジョン・タータグリア氏、プリンセス・クル ーズ エンターテイメント オペレーション&プロダクション・マネジメント担当ディレクター ケリ ー・ラブグローブ、スペシャルゲストの女優の浅野ゆう子さんが登壇し、トークセッションを開催しました。
スティーヴン・シュワルツ氏、ジョン・タータグリア氏らはトークセッションで、今回のショーの 発表について、「『ザ・シークレット・シルク』は、日本の昔話をモチーフにしているので、ストー リーの原点である日本から発着するクルーズで上演し、日本の皆様に見ていただけることを大変光栄 に思います」と話しました。また、本作制作の発表時には、パペット技術について「観客のみなさまをめくるめく世界へ導くことでしょう」とコメントしています。ショーを鑑賞する際には、劇中で多用されるコミカル&シリアスなさまざまなパペットたちにも注目です。
浅野ゆう子さんは、「鶴をイメージした」白のドレスで華やかに登場。ショーの感想を「パペット を使ったショーを初めて見ましたが、キャストがパペットと同じ気持ちになって演じており、ファン タジックで素敵なラブストーリーに加え家族愛が描かれた見応えのあるショーでした。日本の昔話の 鶴の恩返しとはストーリーが異なりますが、華やかで国際的なショーとして演出されており世界中の 方々が見ても楽しめる素晴らしいショーだと思います」と述べました。
また、『鶴の恩返し』にちな み、「今恩返ししたい人は誰ですか?」という質問に、「母への恩返しとして、生まれ育った神戸か ら一緒にクルーズへ出かけたいですね」と話しました。
さらに当日は、本作品の上演に伴い、折り鶴を使った作品で知られる美術作家 小野川直樹さんによ る、1200 羽の小さな折り鶴を使って制作されたアート作品「Ao(あお)」を披露。小野川さんご本人 も登壇され、作品について、「プリンセス・クルーズのブランドロゴと、波の流れるイメージからこ の作品を制作した」と話しました。
効果的に舞台セットが入れ替わり、幻想的なライトアップやパペットによるエッセンスを盛り込み、珠玉のショーとして仕上がっている『ザ・シークレット・シルク』。日本人なら馴染み深い民話がベースになっているため、舞台にあまり慣れていない方でも、物語がスッと頭に入ってきます。
ダイヤモンド・プリンセス乗船中のお客様は『ザ・シークレット・シルク』をご覧いただくことができます。毎晩部屋に配られるタイムスケジュール、またはダイヤモンド・プリンセス内で閲覧可能なポータルサイトの「EVENT」よりお時間などを確認のうえ、プリンセス・シアターにお集まりください。
船内で極上のエンターテインメントを体験しましょう。
プリンセス・クルーズについて
世界最大の国際的なプレミアムクルーズラインであるプリンセス・クルーズは、現在 17隻の近代的な 客船を運航する、世界的なクルーズ会社です。革新的なデザインの客船で、食事やエンターテイメント、 施設の豊富な選択肢を、上質なカスタマーサービスとともに提供。世界的なクルーズ会社のリーダー として、年間200万人のゲストを世界の360以上の目的地に向けて、3泊から 111泊の日程でバラエティ 豊かな150以上のクルーズを運航しています。
▷プリンセス・クルーズ
URL:https://www.princesscruises.jp/
筆者
地球の歩き方ウェブ運営チーム
1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』のメディアサイト『地球の歩き方web』を運営しているチームです。世界約50の国と地域、160人以上の国内外の都市のスペシャリスト・特派員が発信する旅の最新情報をお届けします。
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