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映画『ゾンビランド:ダブルタップ』で旅するアメリカ 主人公たちの名前には隠された暗号があった!?

2019年11月13日

彼らは10年間戦い、生き抜いていた!

11月22日公開の『ゾンビランド:ダブルタップ』は、『ヴェノム』の監督、『デッドプール』の脚本家、そしてアカデミー賞俳優たちの“超一流”が送るゾンビ・コメディ映画。2009年に公開され、カルト的な人気を持つ『ゾンビランド』の待望の続編です。爆発的なウィルス感染の結果、地球上の人類のほとんどがゾンビと化した世界で、コロンバス、タラハシー、ウィチタ、リトルロックの4人は、引きこもりのコロンバスが作り上げた、ゾンビ社会で生き残るための32のルールに従い、ゾンビのいない土地を目指してサバイバルの旅を続けたのが1作目。その10年後の姿を描くのが本作ですが、本シリーズの主人公たちの役名がすべてアメリカの都市から取られているという話は、あまり知られていません。今回、日本人にはあまり馴染みのないそれらの都市と一緒に、同じ名前を与えられた主人公たち4人を紹介します。

オタクだけどインテリジェンスあふれるコロンバス

右からコロンバス(ジェシー・アイゼンバーグ)、タラハシー(ウディ・ハレルソン)、ウィチタ(エマ・ストーン)、リトルロック(アビゲイル・ブレスリン)

主人公4人の役名は、アメリカの都市の名前からとられています。新登場のメンバーもマディソン(ウィスコンシン州)、ネバダ、バークレー(カリフォルニア州)など、全米各地の名前がつけられ、実は役柄ともうまくリンクしているところがユニークなポイントなのです。

オハイオ州立大学もある学術都市コロンバス

コロンバスはオハイオ州の州都であり、人口は約90万人で同州最大の都市で、全米第14位の規模を誇ります。アリ・マッグロー主演の青春映画『さよならコロンバス』(1969)のタイトルが有名で、主人公たちの役名なった4つの地名の中では、日本人に一番知られている町と言えるでしょう。近年はスティーブン・スピルバーグ監督の『レディ・プレイヤー1』(2018)で、未来のコロンバスが舞台となっていました。ジェシー・アイゼンバーグが演じるコロンバスは、1作目ではテキサス州ガーランドに住んでいる設定でした。両親が住むコロンバスに向かう途中でタラハシーに会ってコロンバスを名乗りますが、ひ弱でオタクの彼には、このインテリジェンスあふれる大都市の名がしっくりきます。

破天荒でワイルドなタラハシー

アトラクションもビーチもないフロリダ。旧州議事堂と背後にそびえる現在の議事堂

フロリダといえば日本人にとっては、世界的観光地でもあるマイアミやディズニー・ワールドやユニバーサル・オーランド・リゾートのあるオーランドがなじみ深いですが、州都は人口約20万のタラハシーです。タラハシーという地名は、ネイティブ・アメリカンのマスコギ語族の言葉で「古い町」を意味します。フロリダ州立大学、フロリダA&M大学、タラハシー・コミュニティ・カレッジの3つの大学を有する人口の約3分の1を学生が占める学術都市で、ネイティブ・アメリカンやスペインからの移民をルーツにもつ多種多様な文化が混在する町でもあります。アトラクションもビーチもありませんが、自然保護地区にはワニが生息しており、ウディ・ハレルソンが演じる破天荒な本作の主人公タラハシーにぴったりのワイルドで懐かしさの残る古きよき町です。

ウィチタはパワフルなカントリーガール

巨大なネイティブアメリカンの像がミッドアメリカ・オール・インディアンセンターのシンボル

ウィチタはカンザス州最大の都市で航空産業が盛んな町で航空機の首都とも呼ばれます。人口は約39万人。カウボーイ体験ができる「オールド・カウタウン・ミュージアム」、広大な敷地を誇る「セジウィック群立動物園」、アメリカンインディアンの歴史がわかる「ミッドアメリカ・オール・インディアンセンター」など古き良きアメリカを体験できる観光都市です。映画『大災難P.T.A.』(1989)や『ナイト&デイ』(2010)では、空港のシーンが登場。エマ・ストーンが演じる美人詐欺師姉妹の姉ウィチタは、男たちを出し抜いてゾンビ社会を生き抜いてきた男勝りな性格。1930年代に建造されたアメリカ海軍の重巡洋艦がウィチタと名付けられているようにパワフルなカントリーガールにピッタリの名前です。

リトルロック も10年で大人の女性に

「リトルロック危機」の舞台となったリトルロック・セントラル高校

リトルロックはアーカンソー州の州都であり、人口約20万人の同州の最大都市です。1957年に起こった人種差別騒動「リトルロック危機」の舞台となったリトルロック・セントラル高校があり、アメリカ公民権運動の歴史の中で象徴的な都市です。アーカンソー出身の第42代大統領の名を冠した「クリントン大統領ライブラリー&図書館」などの観光名所も多数あり、アメリカ近代史を語る上でも重要な都市でもあります。第91回アカデミー賞受賞作品『グリーンブック』では、主人公の2人がコンサートツアーで訪れる場所のひとつにもなっていました。リトルロックを演じるアビゲイル・ブレスリンは、10歳の時に出演した『リトル・ミス・サンシャイン』(2006)でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ一躍脚光を浴びました。『ゾンビランド』1作目の出演時はまだ13歳の少女で文字通りリトルロックな存在でしたが、10年経った2作目ではすっかり大人の女性に変貌をとげています。

今回初登場するキャラクターも、マディソン(ウィスコンシン州)、バークレー(カリフォルニア州)、アルバカーキ(ニューメキシコ州)、フラッグスタッフ(アリゾナ州)と、全米各地の都市名が名づけられています。唯一ネバダという州の名前で呼ばれている女性も最後に都市名の名前が判明するので、是非映画でチェックしてください!

ゾンビ社会の歩き方

レベルアップしたゾンビに対抗して、生き残るためのルールも73!?にパワーアップ

STORY
2009年、爆発的なウィルス感染により地球上の人類がゾンビと化す中、4人の生存者であるコロンバス、タラハシー、ウィチタ、リトルロックは仲間と共に、明るく楽しく、支え合ったり裏切ったりしながら、かれこれ10年もゾンビ社会を生き抜いていた。そう、生き残るための秘訣は――コロンバスが作り上げた「生き残るための32のルール」。
そして2019年、地球はさらに激しくゾンビ化し、ヤツらはパワーもスピードもレベルアップした“新種”として進化を遂げていた!
どうやら同じく生き残ってきたギャル(ゾーイ・ドゥイッチ)も参戦し、“ルールさえ守れば何でもアリ!”な人たちが、武器を片手に激しく楽しくゾンビをなぎ倒していく!



■『ゾンビランド:ダブルタップ』2019年製作/99分/アメリカ
・原題:Zombieland: Double Tap
・全米公開:10月18日 
・監督:ルーベン・フライシャー(『ヴェノム』『ゾンビランド』) 
・脚本:レット・リース&ポール・ワーニック(『デッドプール』)、デイヴ・カラハム
・出演:ウディ・ハレルソン(『スリー・ビルボード』)、ジェシー・アイゼンバーグ(『ソーシャル・ネットワーク』)、エマ・ストーン(『ラ・ラ・ランド』)、アビゲイル・ブレスリン(『リトル・ミス・サンシャイン』)
・配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
・公式サイト:https://www.zombie-land.jp/
・公式Twitter: https://twitter.com/SPEeiga
・公式Facebook:https://facebook.com/SPEeiga:#ゾンビランド
◎11月22日(金) <ゾンビ深まる季節に>全国ロードショー!

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頁数:736
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