神レベルの変身を見よ!サンシャイン水族館特別展「化ケモノ(ばけもの)展」(東京都豊島区)

公開日 : 2018年06月10日
最終更新 :
一瞬で細身に!
一瞬で細身に!

東京都豊島区のサンシャイン水族館で開催される特別展「化ケモノ(ばけもの)展」を紹介します。特別展「化ケモノ(ばけもの)展」では、樹木の枝や枯れ葉などに扮する、約30種の生き物を観賞することができます。厳しい自然界を生き抜く「化ケモノ」を観に、サンシャイン水族館へ出かけてみてはいかがでしょうか。

「化ケモノ(ばけもの)展」とは!?

「化ケモノ(ばけもの)展」とは!?
全身が樹皮のような模様

東京都豊島区のサンシャイン水族館では、2018年6月28日(木)から11月25日(日)までの期間、擬態したり、成長すると色や模様が変化したりするなど、化ける生き物たちをテーマにした特別展「化ケモノ(ばけもの)展」が開催されます。

特別展「化ケモノ(ばけもの)展」では、世界中に生息する「化ケモノ」が展示されます。約30種の化ける生き物が展示され、厳しい自然界を生き抜く術を間近に観ることができます。また、イベント期間中は、館内の「カナロア カフェ」にて特別展限定メニューが販売されます。

「化ケモノ(ばけもの)展」の見どころ

「化ケモノ(ばけもの)展」の見どころ
まるで枯れ葉のよう

「化ケモノ(ばけもの)展」の見どころは、何と言っても「化ケモノ」探しです。会場では、擬態する生き物の展示スペースがいくつもあり、擬態している生き物がどこにいるのか探すことができます。

なかには、上手に擬態した神レベルの「化ケモノ」もおり、子供だけでなく大人も見つけるのに夢中になるでしょう。また、個性的な見た目やきれいな模様だけでなく、その裏に隠された弱肉強食の厳しい自然界を生き抜く「化ケモノ」たちの戦略を知ることができ、知的好奇心もくすぐられます。

「化ケモノ(ばけもの)展」で特に注目したいのは、敵から身を守る際に体を細くし木の枝にカモフラージュする「アフリカオオコノハズク」や、目と鼻の先が尖っており全身茶褐色で枯れ葉のように見える「ミツヅノコノハガエル」です。

さらには、昼間は森林の樹皮などに擬態し、捕食者の目から逃れている「ヘラオヤモリの仲間」や、黒色の体色とゴツゴツとした体表が海底の岩のような「オニダルマオコゼ」などにも注目です。

木の枝にカモフラージュする「アフリカオオコノハズク」
木の枝にカモフラージュする「アフリカオオコノハズク」

「アフリカオオコノハズク」は、敵から身を守る際に、体を細くし木の枝にカモフラージュします。また羽を逆立て体を大きく見せることで、相手を威嚇することもあります。

枯れ葉に擬態する「ミツヅノコノハガエル」
枯れ葉に擬態する「ミツヅノコノハガエル」

「ミツヅノコノハガエル」は、全身茶褐色で、目と鼻の先が尖っており、枯れ葉のように見えます。日中は枯れ葉に擬態することで身を隠し、夜間に活動します。

本物の樹皮のように見える「ヘラオヤモリの仲間」
本物の樹皮のように見える「ヘラオヤモリの仲間」

「ヘラオヤモリの仲間」は、昼間は森林の樹皮に擬態し、捕食者の目から逃れます。夜間は獲物となる昆虫に飛びかかり捕食します。

海中に漂う枯れ葉のような「リーフフィッシュ」
海中に漂う枯れ葉のような「リーフフィッシュ」

「リーフフィッシュ」は、枯れ葉のような形と色をしています。寄ってきた小魚や甲殻類を一瞬で捕食し、その後は何事も無かったかのように漂う枯れ葉に戻ります。

岩に化けてじっとしている「オニダルマオコゼ」
岩に化けてじっとしている「オニダルマオコゼ」

「オニダルマオコゼ」は、黒色の体色とゴツゴツとした体表が海底の岩のようです。普段は砂地に潜り、頭上の目で獲物となる餌を捕えようと岩に化けて待っています。

毒をもつ「ウミヘビ」に扮する「シマウミヘビ」
毒をもつ「ウミヘビ」に扮する「シマウミヘビ」

「シマウミヘビ」は、爬虫類で毒をもつ「ウミヘビ」に扮しています。ウナギの仲間なので、実は毒の危険はありません。魚類の特徴である鰓孔(えらあな)や鰭(ひれ)があります。

「カナロア カフェ」の特別展限定メニュー

「カナロア カフェ」の特別展限定メニュー
ヘラオヤモリキーマカレー 885円(税込)

サンシャイン水族館にある「カナロア カフェ」では、特別展「化ケモノ(ばけもの)展」の開催に合わせて特別展限定メニューが販売されます。

「ヘラオヤモリキーマカレー」は、木の枝に見立てたごぼうチップスに、葉っぱに似せたチャービル(香草)を飾っています。全体にドライパセリを散らし、型抜きされたチェダーチーズのヤモリが枝を登っていきます。キーマカレーはチャツネやリンゴを使ったフルーティーな味わいを楽しめます。

リーフフィッシュ?ゼリー 464円(税込)
リーフフィッシュ?ゼリー 464円(税込)

「リーフフィッシュ?ゼリー」は、容器の底に砂に見立てたチョコレートを敷き詰め、台湾デザートの愛玉子ゼリーを流し入れて、金魚鉢を作りました。その中に、リーフフィッシュのようなチョコレートを泳がせ、水面には木の実(冷凍ブドウ)、葉(ミント)、枝(チョコレート)をあしらっています。

サンシャイン水族館へのアクセス方法

サンシャイン水族館へのアクセス方法
毒をもつ「ウミウシ」に扮する「ツユベラ」

サンシャイン水族館に行くには、地下鉄の利用が便利です。サンシャイン水族館の最寄りとなる駅は、東京メトロ有楽町線東池袋駅です。サンシャイン水族館は、東池袋駅から徒歩圏にあります。なお、JR各線、東京メトロ丸の内線、有楽町線、副都心線、西武池袋線、東武東上本線池袋駅からも徒歩で移動できます。

サンシャイン水族館があるサンシャインシティ(複合施設ビル)に到着しましたら、ワールドインポートマートビルの1階からサンシャイン水族館行きの直通エレベーターを利用します。

いかがでしたか。サンシャイン水族館で開催される特別展「化ケモノ(ばけもの)展」を紹介しました。見事に変身した「化ケモノ」を探しに、サンシャイン水族館へ出かけてみてはいかがでしょうか。

筆者

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