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蘇州・山塘街の町歩き&ローカルグルメ食べ歩きガイド(中国)

2019年11月13日

紅葉が美しい秋の山塘街

中国・蘇州といえば、「東洋のベニス」と呼ばれ、水郷の町として有名です。町中を流れる水路の両端に、昔ながらの白壁と黒い屋根瓦の建物が並ぶ姿がとてもノスタルジック。今も昔も多くの人を惹きつけ、国内外から多くの観光客が訪れます。そんな蘇州にたくさんある水郷のなかから、時間がなくても効率よく蘇州の水郷の魅力を楽しめるスポット「山塘街」の町歩き・食べ歩きポイントを紹介します。

SNS映え! 中華ノスタルジックな風景が満載

中華ノスタルジック!

山塘街(さんとうがい/シャンタンジエ)は、もともと1000年以上前の唐の時代に開かれた歴史ある町。日本でも有名な詩人・白居易(はくきょい)が蘇州長官として赴任した際に、蘇州城と虎丘を結ぶ水路の町として造られました。全長が7華里(約3.6km)あることから「七里山塘」とも呼ばれ、中国歴史文化街区に指定されています。

山塘河沿いに石畳の道が続き、両脇に古い蘇州らしい白壁に黒い瓦屋根の建物が連なります。おめでたいものの象徴、赤いちょうちんも印象的。そんな中華ノスタルジックな景色は、写真スポットとしても人気です。中国の婚礼衣装を着て、結婚写真を撮るカップルの様子が見られます。

婚礼写真撮影の真っ最中
ライトアップされた夜の山塘街

夜はライトアップされ、また違った雰囲気が楽しめます。夜の山塘街散策もおすすめです。

山塘街の7匹の狸を全部見ると幸せになれる!?

「通貴橋」のたもとにいる「通貴狸」は富の象徴

山塘街は、七華里(かり)あることから「七里山塘」と呼ばれ、別名「七狸山塘」とも呼ばれています。その理由は山塘河にかかる橋のたもとに7匹の狸が鎮座しているから。明の時代に地域の平安を祈念し設置されたそうです。

猫にも見えそうな微妙なところもかわいい石像です。7体の狸には、「美仁狸」「通贵狸」「文星狸」などそれぞれ違う名前がつけられ、富や学問、幸福や健康などを象徴しています。

「星橋」の「文星狸」は、学問の象徴

7体のなかには、昼間は顔が見えない狸もあります。店先に狸が置かれているのですが、その店の木製シャッターが営業中は畳まれて顔を隠しているからです。その店が閉まっている時間帯は顔が見えるそうです。大切にされているのかいないのかよくわからなくなりますが、町に溶け込んでいるのは間違いなさそう。生活する市民を静かに見守ってくれています。

7体すべてを見ると幸せになれるといういい伝えも! 町歩きの際は、注目してください。

ローカルグルメの宝庫! 山塘街で食べ歩き!

蘇州伝統料理の名店「松鶴楼」

旅の醍醐味といえば、ローカルグルメ! 山塘街には、蘇州の伝統料理が食べられる店から歩きながらつまめるスナック・小吃(シャオチー)の店までが数多く並んでいます。

地下鉄・山塘街駅のすぐ近くにある蘇州料理の名店「松鶴楼」では、蘇州の名物料理「松鼠桂魚」や蘇州名産の上海蟹を使った料理などが楽しめます。

極細麺が特徴の蘇州麺

蘇州名物といえば、蘇州麺。中国各地で特色のある麺類が発展しましたが、蘇州麺は極細の麺が特徴です。透明スープの白湯(バイタン)か醤油ベースの紅湯(ホンタン)を選び、好きな具を載せるのが一般的です。

どちらも日本人に馴染みのある塩か醤油ラーメンのような味で、美味。中国人は紅湯好きな人が多く、日本人は白湯好きな人が多いような気がします(筆者の個人的な見解)。

肉餡の入った饅頭を揚げた油氽团(ヨウトゥントゥアン)が人気

食べ歩きのできる小吃(シャオチー)はたくさんありますが、肉餡の入ったもち米の饅頭を揚げた油氽团(ヨウトゥントゥアン)が人気です。中の甘辛い肉餡がクセになる味です。

きんつばのような仙豆糕(シィァンドウガオ)

2018年、なぜか中国のネットで人気に火がついた仙豆糕(シィァンドウガオ)。もともと緑豆で作られたきんつばのような菓子ですが、最近は紫芋や小豆、黒米、抹茶味など多様な味が登場。砂糖控えめで油っこくない素朴な味わいが人気です。

地下鉄・山塘街駅からのアクセス方法

地下鉄2号線山塘街駅3号出口

古き良き蘇州の風景を残す山塘街は、旧市街地のど真ん中にあります。旧市街地へは地下鉄利用が便利です。地下鉄2号線山塘街駅の3号出口を出て、裏側にある大きな道路を左手に進むと、すぐに川沿いにある山塘街が見えます。

また、蘇州の有名観光スポットの園林(中国に古来から伝わる様式の庭園)も訪れておきたいところ。世界遺産に登録されている園林が多く、地下鉄でアクセスできるところが多いです。

地下鉄の山塘街駅は、上海や南京を結ぶ高速鉄道の蘇州駅(苏州火车站)からひと駅のところにあります。蘇州から他都市へ移動するのにも便利です。

船での散策も可能 山塘街の野菜市場は、地元の生活が垣間見られる場所

観光船乗り場

山塘街には、虎丘まで続く川・山塘河が流れています。山塘街と虎丘付近を往復する遊覧船が50元(約850円)、風情ある手漕ぎ船だと60元(約1,000円)となります。山塘河の遊覧船への乗車がおすすめ。昔の風情を残す蘇州の白壁と黒い瓦屋根の家々、川沿いで生活する人々の様子を船の中から見学できるからです。

野菜市場で買い物

もうひとつ、山塘街でローカルの日常の風景を垣間見ることができる場所が野菜市場。地下鉄・山塘街駅3号出口を出て、すぐ左にある大きな2階建ての建物です。

ローカルが野菜をはじめ、魚や肉を買いに来るので大にぎわい。日本では見られない野菜や果物もたくさんあります。ちなみに、写真手前の黄色と赤色の果物は、生のナツメです。青りんごのような食感で、身体にもよいとされる人気の果物です。この機会に食べてみてください。

いかがでしたか。水郷の町・山塘街を紹介しました。山塘街で蘇州の魅力を満喫してください。

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