アメリカ・シカゴ在住者おすすめ! シカゴダウンタウンのイチオシ観光スポット6選
アメリカ中西部イリノイ州の都市、シカゴ。アメリカ三大都市のひとつに数えられ、高層ビル群を筆頭に、グルメ、アート、演劇、音楽、ショッピング、スポーツ、フェスティバルと数え切れないほどの観光スポットがあります。アメリカ・シカゴ在住者がおすすめするイチオシ観光スポットを6つ紹介します。
(1)一番人気のミレニアム・パークは必見!ここからシカゴが始まる
アメリカ・シカゴのダウンタウンにあるミレニアム・パークには、多くの観光スポットがあります。そのメインとも言われているのが、彫刻家アニッシュ・カプーアによって作られたクラウドゲート、通称ビーン。
時間、季節が違うだけでさまざまな顔を表す巨大なビーンは、168枚のステンレス板を繋ぎ合わせツルツルに研磨した、高さ10メートル、幅20メートル、奥行き13メートル、重さ99トンを誇り、2006年5月15日に完成しました。
巨大なビーンから少し南へ行った所にあるのが、夏のシーズンのみ楽しめる2つの高いタワーからなるクラウンファウンテン。LEDで写される大きな人間の顔は肌の色、国籍など関係なくランダムで写し出され、シカゴの街に住む多国籍の人々を表しているようです。
その大きな顔の口から水が勢いよく吐き出される仕掛けが大ウケし、子供から大人まで水遊びをしながら楽しい時間を過ごす、シカゴの夏の風物詩となっています。
ミレニアム・パークには、大きな多目的ホールのジェイ・プリツカー・パビリオンがあり、夏のシーズン、ここでは、無料のコンサートやフェスティバルが頻繁に行われ、それを目的に多くの人達が集まり、音楽に酔いしれています。
(2)子供達に大人気のマギー・デイリー・パーク
ミレニアム・パークの東側に新しくできたマギー・デイリー・パークは、以前シカゴ市長を長く続けた人物の配偶者の名前から付けられました。この公園には、幼児を対象にしたプレイガーデンをはじめ、クライミングウォール、ミニゴルフ、テニスコートなどがあります。
自分のローラーブレードやスクーターを持って行くか、レンタルをするかで、スケーティングリボンと呼ばれるコースで滑ることができます。また、冬には同じコースがアイススケートリンクとなり、一年を通して楽しめるリクリエーションの場となっています。
(3)ボートに乗ってシカゴリバーを爽快にクルーズ
シカゴ市内を貫くミシガンアベニューと交差するのがシカゴリバー。一年に一度、3月のセント・パトリックスデーで、川が緑になることで毎年話題となっています。そのシカゴリバーは、5月頃から始まるシカゴ建築リバークルーズやミシガン湖クルーズ、そして4ヵ所ほどを網羅しているウォータータクシーなど、人気アクティビティーが集まる観光エリアです。
(4)心臓バクバク体験! ウィリスタワーのザ・レッジ
シカゴ観光と言えば、シカゴにそびえる高層ビル群でしょう。特に2つのビルが有名です。まずひとつ目は、シカゴでもっとも高いウィルス・タワー。1973年に完成し、アンテナ部分を含むと全高527メートルにもなります。
そのビルの103階、地上412メートルにある有料施設ザ・レッジにあるスカイデッキは、なんとガラス張りのテラスです。四方が透明で真下を望め、足がすくんでしまうスリル満点の体験ができます。
(5)ミシガン湖でリゾート気分! オーク・ストリート・ビーチ
ふたつ目は、343メートルを誇る100階建てのジョン・ハンコック・センターは、94階に有料の展望台がありますが、一階上の95階のシグネチャールームで窓際の席に座り食事をする方がお得かもしれません。ここからの眺望は、ミシガン湖を真下にし、シカゴの地形などが目の当たりにでき、一見の価値はあります。
ジョン・ハンコック・センターの北にあるのが、シカゴダウンタウンから直ぐに行けるオーク・ストリート・ビーチ。まるで海のようなミシガン湖を楽しむ人達で連日大にぎわいです。
(6)ティファニーグラスが眩いシカゴカルチャーセンター
シカゴのダウンタウンでは、2019年6月、初めて日本祭りが開催され、大盛況に終わりました。日本祭りは、今回紹介したミレニアム・パークとその目の前にあるシカゴカルチャーセンターの2ヵ所で盛大に行われ、多くの方達が日本を知り、日本食を味わい、日本の文化などに触れていました。この建物にあるドーム型天井のガラスは、世界最大級のティファニーグラスと名高く、3階から間近に見ることができます。
ツウなシカゴ観光は街中を颯爽と走るディビーで
シカゴ観光は、徒歩、車(レンタカー)、タクシー、バス、船といろいろな方法でまわることができます。折角シカゴに来たので、冬以外のシーズンの場合、街のあちらこちらで見かける水色のレンタルバイクのディビーに乗ってみてはいかがですか。紹介した6件のシカゴのスポットなどを巡るのに便利です。
レンタルバイクのディビーは、まるでシカゴに住んでいるかのような気分でいろいろなスポットを巡ることができます。手頃な値段で借りられ、最後はディビーのステーションならどこにでも返却可能です。
まだまだ、紹介しきれないシカゴの観光スポットですが、今回案内したメインの場所をまずは押さえてみてはいかがでしょうか。シカゴにもっともっと大勢のみなさんが遊びに来てくれることをお待ちしています~!
筆者
アメリカ・シカゴ特派員
ワッキーまゆみ
名古屋、東京、シンガポール、ロサンゼルス、シカゴに住み日本を出て25年。子育てをしつつシカゴライフを満喫中。グルメ、観光、ショッピング、キッズ関連などシカゴ情報を発信しシカゴライフをエンジョイしたい!
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