1日に2度誕生日を迎える島、フィジー・タベウニ島へ幻の花タンギモウジアを見に行こう
成田・ナンディ(フィジー)間の直行便が就航し、今よりもずっとアクセスしやすくなるフィジー・タベウニ島を紹介します。タベウニ島には、世界的にも類を見ないものが多く、なかでも、タンギモウジアはタベウニ島でしか見ることのできない幻の花として有名です。フィジーへの直行便を利用して、幻の花を見にタベウニ島へ出かけてみてはいかがでしょうか。
フィジー・タベウニ島とは!?
2018年7月3日(火)より、フィジーエアウェイズによる成田・ナンディ間の直行便が週3便のスケジュールで就航するフィジーは、大小330以上の島々からなる南太平洋に浮かぶ共和国です。
フィジーを形成する島の中で、ユニークな植物の多様性から“ガーデン・アイランド”の愛称で親しまれているのが、フィジー第三の島であるタベウニ島です。
幻の花と呼ばれるタンギモウジア
幅約10キロメートル、長さ約42キロメートルのタベウニ島には、唯一無二のものが多く存在し、そのひとつがフィジーの国花でもあるタンギモウジアで、世界中でこの島でしか見ることができません。
タンギモウジアは、オロイガラオ山の山頂のみに生息し、一年に一度、10月から12月の間に花を咲かせますが、なかなか花をつけたところを見ることができません。このことから、タンギモウジアは国花でありながら幻の花と呼ばれています。
これまでも平地への移植を試みたそうですが、いまだ成功には至っておらず、島にはタンギモウジアにまつわる伝説も多く残されているそうです。
1日に2度、誕生日を迎える島
タベウニ島には、日付変更線である180°の子午線が通っており、「昨日と今日を分ける」ことを表す看板を見ることができます。“世界一早く朝を迎え、世界一遅く夜が更ける” タベウニ島では、昨日と今日が隣合わせにあることから、誕生日を1日に2度迎えることができます。
フィジー・タベウニ島の大自然
ボウマ国立歴史公園は、タベウニ島の北東部に位置し、150平方キロメートルの広大な敷地を誇ります。滝トレッキングやハイキングトレイルのほか、フィジーの固有種であるオレンジ鳩を含め約100種類におよぶ野鳥ウォッチングが楽しめます。
また、ワイタブ海洋公園には、約1,500種類にもおよぶ魚類が生息しており、シュノーケルなどで海の生き物とふれあうことができます。隣のバヌアレブ島とタベウニ島の間にあるソモソモ海峡は、ソフトコーラル(骨格の柔らかいサンゴ)が美しく、人気のダイビングスポットになっています。
タベウニ島へのアクセス方法
タベウニ島へアクセスするには、国内線のフィジーリンクを利用します。ナンディ国際空港や首都・スバから毎日国内線が運航されています。フィジー第二の島、バヌアレブ島の町サブサブやランバサを経由する便も出ているほか、フェリーでのアクセスも可能です。
いかがでしたか。幻の花タンギモウジアが咲き、誕生日を1日に2度迎えるフィジー・タベウニ島を紹介しました。フィジーへの直行便を利用して、タベウニ島へ足を運んでみてください。
筆者
地球の歩き方ウェブ運営チーム
1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』のメディアサイト『地球の歩き方web』を運営しているチームです。世界約50の国と地域、160人以上の国内外の都市のスペシャリスト・特派員が発信する旅の最新情報をお届けします。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。