オリンピックが2度開かれた聖地! ヨットハーバーの魅力を深掘り

公開日 : 2022年07月26日
最終更新 :
南国のリゾート地を思わせる開放感満点の雰囲気
南国のリゾート地を思わせる開放感満点の雰囲気

1964年、2021年の2度の東京五輪で競技会場となったことから、ヨットの聖地とも呼ばれる「江の島ヨットハーバー」。何艘ものクルーザーが係留され、海沿いの公園ではフェニックスの木が揺らめき、その雰囲気はまるで南国のリゾート地のよう。クルーズ観光やセーリング体験など、ヨット所有者でなくても楽しめるレジャーも魅力です。

江の島に来たら絶対立ち寄りたい相模湾のオーシャンゲート

江の島に来たら絶対立ち寄りたい相模湾のオーシャンゲート
波の揺らぎをイメージしたデザインが際立つ「ヨットハウス」

江の島の北東側海岸にある「江の島ヨットハーバー」は、1964年の東京オリンピック開催にあわせて開発が進められました。敷地面積は11万m²と広大で、その大部分が人工的な埋立地です。

敷地内にはヨット係留・陸置施設や修理工場のほかに、相模湾のオーシャンゲートとしての役割を果たす「ヨットハウス」もあり。「ヨットハウス」は、おだやかな波の揺らぎをイメージした屋根が特徴で2階建てのフロア内には、閲覧無料のオリンピックメモリアル展示室、展望デッキを備えたフリースペースのほかに、ヨットハーバーならではのショップが営業しています。マリンショップ「1964」では、一流のセーラーが厳選したギアやパーツを販売。オリジナルのマリングッズやアクセサリーは、ファッションアイテムとしてもレベルが高く、ヨット所有者以外にも評判なんだとか。

また「ヨットハウス」の前には、港の雰囲気を満喫できる散策道「センタープロムナード」が整備されています。ハーバーを出入りするヨットを間近で見られるセンタープロムナードほか、ハーバー周辺には注目ポイントが随所に。すぐそばの旧市街地まで足を伸ばせば、漁師町の風情を色濃く残す景色にも出会えます。

■江の島ヨットハーバー
・住所:神奈川県藤沢市江の島1-12-2
・営業時間:8:00〜17:00(火曜休)
・アクセス:小田急片瀬江ノ島駅から徒歩17分
・URL:https://www.s-n-p.jp/enoshima-yacht-harbor/facility/yachithouse.html

■ヨットハウス
・住所:神奈川県藤沢市江の島1-12-2
・営業時間:江の島ヨットハーバー公式WEBサイト参照
・アクセス:小田急片瀬江ノ島駅から徒歩17分
・URL:https://www.s-n-p.jp/enoshima-yacht-harbor/facility/yachithouse.html

クルーズ観光&セーリング体験でマリンレジャーの醍醐味を

クルーズ観光&セーリング体験でマリンレジャーの醍醐味を
初心者でも参加歓迎の「セーリング体験」

「せっかく江の島まで観光に来たのだからマリンレジャーも体験してみたい」という方には、「江の島クルーズ」のボートクルージングがおすすめ。江の島周辺をグルリと巡ったり、サンセットを船上から楽しめるコースなど、さまざまな観光プランが用意されています。

さらにヨットの操船経験がなくても、セーフティにチャレンジできる「セーリング体験」も人気。「江の島ヨットハーバー」で、NPO法人セイラビリティ江ノ島が主催する体験会には、小学生から参加が可能で、ご高齢者や障害者の方も参加されることが多いそうです。ライフジャケットを着て乗船した瞬間は多少緊張するかも知れませんが、帆を張って風を受けて、自然の力だけで進めた時の爽快感はこの上なし。慣れれば意外とスムーズにできる操船の技術にぜひ触れてみましょう。

■セーリング体験(NPO法人セイラビリティ江の島)
・住所:神奈川県藤沢市江の島1-12-2
・営業時間:4〜10月の各月4回程度、午前・午後各10名程度(完全予約制)
・アクセス:小田急片瀬江ノ島駅から徒歩17分
・URL:https://saeyoyaku.resv.jp/

セーラーたちも魅了する江の島発のグルメをチェック

セーラーたちも魅了する江の島発のグルメをチェック
獲れたてのシラスは感動ものの美味しさ

「ヨットハウス」内で唯一のグルメスポットが「cafeとびっちょ 江の島ヨットハーバー店」。こちらは江の島・湘南エリアにおいて4店舗展開していて、地元で看板を掲げるシラス問屋が経営しています。陽光差し込む明るい雰囲気の店内で味わえるのは、海鮮がたっぷりのカレーやサラダ、ピザのほか、神奈川県のブランド食材・やまゆりポークのメニューまでバラエティ豊か。

一押しのシラス丼に用いるシラスは、ふわふわでみずみずしい釜揚げのほか、美味しさはそのままにサクサクに仕上げたかき揚げもセレクトすることができます。そして期間限定・数量限定で提供する生しらすを使った丼もチェック。新鮮さが命の生シラスはその日の朝に獲れたものだけを厳選しているだけあって、心地いい食感とほんのりとした甘みを感じる味わいが絶品です。ハーバーに着港したセーラーたちも魅了する美味しさをお試しください。

また、江の島東町に点在する海鮮料理店やトレーラーハウスを店舗に用いたおしゃれな「SUNCAFE PARADISE」など、ヨットハーバー周辺にも立ち寄る価値ありの美食スポットが点在しています。

■cafeとびっちょ 江の島ヨットハーバー店
・住所:神奈川県藤沢市江の島1-12-2 ヨットハーバー1F
・営業時間:8:00~18:00
・アクセス:小田急片瀬江ノ島駅から徒歩17分
・URL:http://tobiccho.com

海に囲まれた江の島は関東エリア屈指のリゾート地。心からリフレッシュできる多彩なマリンレジャーが待っています。

Direction:曽我 将良、渋谷 裕理

※当記事は、2022年7月26日現在のものです

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筆者

地球の歩き方観光マーケティング事業部

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