「日本の城ランキング」を阪急交通社が発表!1位に選ばれたのはどこの城? Vol.1

公開日 : 2018年02月24日
最終更新 :
「日本の城ランキング」を阪急交通社が発表
「日本の城ランキング」を阪急交通社が発表

日本には数多くの城がありますが、今、人気を集めている城はどこの城なのでしょうか。数年来続く「お城ブーム」はまだまだ健在のようで、日本の城を訪れる訪日外国人も急増中です。そこで、今回は、阪急交通社が発表した「日本の城ランキング」を紹介します。最近1年間に検索された城の名前をもとに集計された結果です。初心者から上級者まで、城めぐりをする時に役立つ「日本の城ランキング」をご覧ください。

1位 姫路城(ひめじじょう)<兵庫県>

1位 姫路城(ひめじじょう)<兵庫県>
「白鷺城(しらさぎじょう)」という愛称で呼ばれる姫路城

兵庫県姫路市にある姫路城は、天守閣などが国宝や重要文化財に指定され、1993(平成5)年には日本で初めて世界文化遺産にも登録されました。シラサギが羽を広げたような姿に見えることから、「白鷺城(しらさぎじょう)」という愛称でも呼ばれています。

近隣には、明治時代の建物を再活用したという赤レンガの壁面が印象的な「姫路市立美術館」や、かつて播磨十水のひとつに数えられ、好んで茶の湯に使われた石組み井戸の「鷺の清水」があります。姫路城と合わせて訪れたい観光スポットです。

2位 竹田城(たけだじょう)<兵庫県>

2位 竹田城(たけだじょう)<兵庫県>
雲海に浮かんでいるように見える竹田城

竹田城(跡)は、兵庫県朝来市(あさごし)の古城山(こじょうざん)の頂き、標高353.7メートルの所にあります。約400年前に廃城し、石垣のみが現存しています。竹田城の周辺に濃い霧が発生することがあり、その姿は雲海に浮かんでいるように見えるため「天空の城」と呼ばれています。

近隣には、美人の湯として知られ、山間の秘湯といった趣の「黒川温泉」や、のどかな田んぼの中にひっそりと佇む「よふど温泉」があります。雲海に浮かぶ竹田城を満喫した後は、温泉に浸かりながら、ゆったりと旅の疲れを癒せます。

3位 松本城(まつもとじょう)<長野県>

3位 松本城(まつもとじょう)<長野県>
白漆喰と黒漆塗の下見板で覆われた松本城

長野県松本市にある松本城は、現存する五層天守閣としては最古の城で、国宝に指定されています。松本城の魅力は、白漆喰と黒漆塗の下見板で覆われた外観の美しさにあるといわれています。

松本城の近隣では、城を眺めながら香り豊かな信州そばが食べられます。築300余年、江戸時代に建てられた蔵造りの店舗が有名な手打ちそば「彩華」や、つなぎを一切使用しない生粉打ちそば(十割そば)が人気の「CCube(シーキューブ)」は、ぜひとも訪れたい名店です。

4位 江戸城(えどじょう)<東京都>

4位 江戸城(えどじょう)<東京都>
城跡一帯が皇居として使用されている江戸城

現在、江戸城は、その城跡一帯が皇居として使用されています。皇居を一般参観するためには、事前申請、または先着順の当日受付が必要になります。東御苑には、江戸城天守閣跡や天守台、富士見櫓(ふじみやぐら)、桃華楽堂(とうかがくどう)などの史跡があります。

近隣には、日本三大祭りのひとつである山王祭を執り行う「日枝神社」や、縁結びに御利益のある神社として知られ、良縁を願う若い女性たちの参拝でにぎわう「東京大神宮」があります。江戸城の散策にあわせて、パワースポットめぐりも楽しめます。

5位 彦根城(ひこねじょう)<滋賀県>

5位 彦根城(ひこねじょう)<滋賀県>
天守には隠し部屋や狭間が設けられた彦根城

滋賀県彦根市にある彦根城は、天守、附櫓(つけやぐら)、および多聞櫓(たもんやぐら)が国宝に指定されています。戦のために築城されたこともあり、天守には隠し部屋や狭間(弓矢や鉄砲で狙撃するための穴)を見ることができます。城内には、約400本の梅の木が植えられており、例年3月中旬から下旬に花を咲かせます。

近隣には、近江八景を模して造られた旧大名庭園「玄宮園(げんきゅうえん)」や、旧武家屋敷の面影を残し、彦根城下に現存する長屋門のなかで最大の規模を誇る「旧西郷屋敷長屋門」があります。彦根城を中心に、活気づいていた城下町の雰囲気が味わえます。

いかがでしたか。「日本の城」ランキングのトップ5は、姫路城、竹田城、松本城、江戸城、彦根城でした。気になる6~10位は、『「日本の城」ランキングを阪急交通社が発表!1位に選ばれたのはどこの城? Vol.2』をご覧ください。

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筆者

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